2024.06.04更新

セラミック治療は医療費控除の対象?申請方法や注意点

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

医療費控除の書面

以前は、虫歯治療などで欠損した歯に金属を詰めるのが一般的な治療法でした。

しかし、近年では虫歯治療や外傷後の詰め物や被せ物として、審美性や機能性に優れたセラミックを選ぶ方が増えています。セラミック治療は人気がありますが、保険適用外のため治療費は高額です。そのため、セラミック治療を躊躇する方も多いでしょう。

セラミック治療を検討中の方のなかには「医療費控除の制度は利用できるの?」という疑問をおもちの方もいるかもしれません。

今回の記事では、セラミック治療が医療費控除の対象になるのか解説します。医療費控除の申請方法や注意点もまとめていますので、既にセラミック治療を受けた方やこれから治療を検討している方は、この記事をぜひ参考にしてください。

セラミック治療とは

セラミック歯を持っていた人

セラミック治療とは、虫歯治療で欠損した歯の詰め物や被せ物にセラミックを使用する治療のことです。虫歯治療以外にも、義歯やインプラントの被せ物としても活用されています。

セラミックは、以下のように審美性や機能性に優れています。

・天然歯と同じ美しさを再現できる
・着色や変色が起こりにくい
・経年劣化によって変形することがない
・表面にプラークが付着しにくい

このように、メリットが多いため、近年ではセラミック治療を選ぶ方が増えています。

しかし、セラミック治療は一般的に保険適用外の自由診療であるため、治療費が高額になりやすい傾向にあります。

医療費控除とは

医療費控除の書面

医療費控除とは、1月1日〜12月31日までの1年間に支払った医療費が10万円を超える場合に受けられる所得控除制度の一つです。医療費控除を受けるためには、税務署に確定申告する必要があります。

医療費控除の制度を利用することで、治療における経済的負担を少しでも軽減することができます。

セラミック治療は医療費控除の対象になる?

医療費控除の書面

セラミック治療は医療費控除の対象です。

しかし、セラミック治療で医療費控除を受けるためには、治療目的であることが必須の条件です。そのため、虫歯治療で詰め物や被せ物にセラミックを使用した場合や、義歯やインプラントにセラミックを使用した場合が医療費控除の対象になります。

セラミック治療は高額になりやすいため、治療を受ける際には医療費控除の制度を利用するとよいでしょう。

一方で、同じセラミック治療でも、美容目的で行った場合は医療費控除の対象外です。

このように、すべてのセラミック治療が医療費控除の対象となるわけではないため、注意が必要です。ご自身が受ける治療が医療費控除の対象になるかどうかわからない場合は、歯科医師に確認しましょう。

医療費控除に申請できる費用・できない費用

医療費控除にできる費用とできない費用のイメージ

以下に、医療費控除に申請できる費用と申請できない費用について解説します。

医療費控除に申請できる費用

以下の費用は、医療費控除に申請できる費用です。

・治療にかかった費用
・治療に必要な場合に処方された医薬品や市販薬の購入費用
・通院のために使用した公共交通機関の交通費

虫歯や外傷などで失った歯を補う治療目的でセラミック治療を行った場合は、医療費控除の対象になります。

医療費控除に申請できない費用

以下の費用は、医療費控除に申請できない費用です。

・美容目的にかかった治療費
・自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車場代
・健康増進のために購入した医薬品やサプリメント

美容目的でセラミック治療行った場合は、医療費控除の対象外となります。

医療費控除の手続き・申請方法

医療費控除の書面

医療費控除は年末調整では適用されないため、通常は確定申告が不要な給与所得者であっても、個別に確定申告をする必要があります。

以下では、医療費控除の申請方法について詳しく解説します。

医療費控除額の計算方法

医療費控除額の計算方法は所得金額によって異なります。以下にそれぞれ解説します。

所得金額が200万円未満の場合

所得金額が200万円未満の場合、次の計算式に当てはめて医療費を申告します。

支払った医療費の合計金額−保険などで補填される金額−所得金額の5%=医療費控除額

1年間の医療費が所得金額の5%を下回ると、医療費控除の対象外になるため、注意が必要です。

所得金額が200万円以上の場合

所得金額が200万円以上の場合、次の計算式に当てはめて医療費を申告します。

支払った医療費の合計金額−保険などで補填される金額−10万円=医療費控除額

なお、医療費控除の上限額は200万円と定められています。

医療費控除の申請方法

以下では医療費控除の申請方法について、具体的に解説します。

明細書を作成する

まず、世帯全員の1年間の医療費と治療に関するその他の費用について、明細書を作成します。明細書作成には、以下の書類が必要になるため、事前に準備しておきましょう。

・世帯全員の1年分の医療費を証明する領収書やレシート
・通院の際にかかった交通費の領収書または記録

確定申告書を作成する

次に、確定申告書を作成します。

確定申告書の作成の際には、以下の書類が必要になるため、事前に準備しておきましょう。

・給与所得の源泉徴収票
・確定申告書
・マイナンバーカード(本人確認書類)

確定申告書は税務署で直接もらうこともできますが、国税庁のホームページからダウンロードすることも可能です。これらの必要書類をもとに、確定申告書に必要事項を記入します。

確定申告書を提出する

確定申告書を作成したら、提出します。

確定申告書を提出する方法は、以下の3つがあります。

・税務署で直接提出する
・税務署に郵送する
・e-Taxを使用してオンライン上で提出する

確定申告書の提出期間は、毎年2月16日〜3月15日です。

控除されたお金の受け取り方

医療費控除で実際に還付される金額は、次の計算式で決定します。

医療費控除額×所得税率

還付金は、所得税の一部が返還されるかたちで、申請後に口座に振り込まれます。

セラミック治療の医療費控除を行う場合の注意点

セラミック治療の医療費控除を行う場合の注意点イメージ

医療費控除を申請する際には、以下の点に注意が必要です。

美容目的のセラミック治療は対象外になる

セラミック治療の医療費控除を行う場合、美容目的の治療費は対象外です。歯科医院でご自身の受ける治療が医療費控除の対象になるかを確認しておくと安心です。

生計を同一にする家族の医療費も対象になる

医療費控除の申請は、申請者本人だけでなく、生計を同一にする家族の医療費も控除対象に含まれます。したがって、家族の医療費も忘れずに申請しましょう。

領収書やレシートを保管しておく

治療費の支払いに関する領収書やレシートは、確定申告のときに必要です。家族の医療費も申請対象になるため、少額であっても家族全員分の領収書やレシートを保管しておきましょう。

平成29年から領収書の提出は不要になりましたが、5年間は保管する必要があります。破棄しないように大切に保管してください。

5年前までの医療費も対象になる

医療費控除は通常、前年の1月1日〜12月31日までの医療費が対象になりますが、最大で5年前まで遡って申請可能です。まだ申請をしていない場合は、期間内に申請しましょう。

まとめ

セラミックの歯の被せ物イメージ

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超える場合に利用できる所得控除制度の一つです。治療目的のセラミック治療は医療費控除の対象ですが、美容目的のセラミック治療だと医療費控除の対象外になるため注意が必要です。

また、これからセラミック治療を受ける人だけではなく、過去5年間でセラミック治療を受けた方も、医療費控除の申請を行えるため、忘れずに申請しましょう。

セラミック治療には多くのメリットがありますが、治療費が高額になりやすいです。この記事を参考にして医療費控除の知識を深め、制度を上手に利用して治療にかかる経済的負担を減らしましょう。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2024.05.21更新

奥歯をセラミックに!メリットやデメリット、費用を詳しく解説!

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

奥歯をセラミックにした人

セラミックは、歯を失った際に選択される、歯を補うための素材のひとつです。被せ物や詰め物だけでなく、入れ歯の人工歯の素材としても使用されます。

人工歯の素材には、セラミック以外に、銀歯や金歯、プラスチック素材などがあります。保険診療の素材であれば、費用の負担を抑えられるでしょう。

しかし、あえて奥歯にセラミックを使う方も少なくありません。なぜ高額な費用がかかるセラミックを選択するのか、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

今回は、セラミックのメリットやデメリットをお伝えし、複数あるセラミック素材の中でどれが奥歯にふさわしいのかを解説します。セラミックの費用の相場もお伝えするので、セラミックを検討している方は参考にしてください。

奥歯をセラミックにするメリットとは?

奥歯をセラミックにするメリットイメージ

セラミックと銀歯やコンポジットレジンを比べると、どのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく確認しましょう。

二次カリエスのリスクを軽減できる

銀歯は経年劣化により変形しやすく、天然歯と接着部分に隙間ができて虫歯になることがあります。セラミックは長年使用していても変形しにくいので、隙間ができにくく、虫歯の再発を防ぎやすいとされています。

また、セラミックの表面には汚れがつきにくいので、プラークもつきにくいです。奥歯を虫歯から守るために、セラミックを選択する方もいます。

見た目が良い

銀歯は金属であるため、白い天然歯とは馴染まず目立ちます。セラミックはただ白いだけではなく、患者さま自身の天然歯に近い色や透明感を再現できるので、非常に自然に仕上がるでしょう。

また、銀歯を使用していると、金属イオンが溶け出すことにより歯茎が黒く変色することがあります。一部のセラミック素材を除いて、セラミックには金属が使用されていないので、歯茎が変色する心配もありません。

セラミックは長期間きれいなままで維持できることも大きなメリットです。

金属アレルギーの心配がない

銀歯の場合、金属イオンが溶け出すことによってアレルギー症状がでる患者さまもいます。セラミック素材であれば、そのような心配はありません。

しかし、セラミックの中にも、メタルボンドのように金属を使用した素材があります。金属アレルギーや歯茎の変色が心配な方は、メタルボンドは避けてください。

硬すぎないので噛みあう歯を傷つけない

耐久性を高めるために硬さは大切です。

しかし、天然歯よりもあまりにも硬すぎる場合は、噛みあう歯を傷つける危険性があります。セラミックの多くは、天然歯と同じくらいの硬さか、天然歯よりも少し硬いです。

そのため、噛みあう歯を傷つけることはありません。

奥歯をセラミックにするデメリットとは?

奥歯をセラミックにするデメリットイメージ

セラミックを奥歯に使用するメリットは多いです。

しかし、以下のようなデメリットもあげられます。

保険診療ではないので費用が高額

セラミックは審美性を追求した素材であるため、保険診療ではありません。そのため、銀歯やコンポジットレジンに比べて費用が高額です。

ただし、銀歯やコンポジットレジンより耐久性が高く、二次カリエスになりにくいです。寿命も長く頻繁に交換する必要がないので、後から必要になる治療費は軽減できるともいえます。

歯を削る必要がある

セラミックの耐久性は低くありませんが、金属の銀歯と比較すると劣ります。強度を保つためには、ある程度の厚みが必要です。そのため、銀歯で治療する場合と比較すると、歯を少し多めに削る必要があります。

また、歯を削った際に歯髄が露出した場合は、歯の神経を取る処置を行うこともあるでしょう。

大きな力がかかると割れる可能性がある

セラミックは天然の歯と同等か、天然歯よりも少し硬い素材です。大きな力がかかった時に、欠けたり割れたりすることがあるでしょう。

特に、奥歯は強い力がかかりやすい部位です。強い歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、破損のリスクが高いためセラミックを選択できないこともあるでしょう。

就寝中にセラミックを保護するために、ナイトガードの装着をすすめられる場合もあります。

奥歯に適したセラミックの素材は?

奥歯に適したセラミック素材イメージ

重い物を持つ時や力を入れる時に、人間は歯を食いしばります。その時に大きな力がかかるのが奥歯で、約60㎏、最大で100㎏もの力がかかることもあります。

どれだけの力がかかるかは人によって異なりますが、奥歯は大きな力をかけた時に耐えられる耐久性が必要といえます。また、奥歯は口を開けた際に目立ちにくい歯なので、審美性よりも耐久性が重視されるでしょう。

セラミックの中で奥歯に使われることが多いのは、ジルコニアとメタルボンド、e-maxの3種類です。それぞれの素材の特徴を説明します。

ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれている素材です。歯だけではなく、包丁やゴルフクラブなどにも使用されているほど強度が高いです。

セラミックの代表的な素材としてオールセラミックがありますが、オールセラミックはジルコニアほどの強度はありません。そのため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、ジルコニアを選択することが多いです。

ジルコニアは患者さまの天然の歯に合わせた色を再現しやすいので、前歯に使われることもあります。

メタルボンド

メタルボンドは、金属をセラミックでコーティングした素材です。内側が金属であるため、他のセラミックと比較すると割れにくく、強い衝撃を与えても壊れる可能性が低いです。

しかし、見た目はオールセラミックより劣り、金属アレルギーのリスクがあります。金属の溶け出しによって歯茎が黒ずむ、メタルタトゥーのリスクも避けられません。

e-max

e-maxは、天然の歯とほぼ同じ硬さのセラミックです。そのため、噛み合う天然歯を傷つけにくいことがメリットです。

また、透明感のある美しい仕上がりを期待する方にも選択されることが多いです。

奥歯をセラミックにする場合にかかる費用

奥歯をセラミックにする場合の費用イメージ

奥歯に使用されることが多いセラミックは、ジルコニアとメタルボンドとe-maxの3種類であることを解説しました。どの素材もそれぞれのメリットがあり、患者さまの好みや噛み合わせの状態、歯ぎしりや食いしばりの癖を考慮した上で選びましょう。

1本あたりの費用は、以下の通りです。

<セラミックの費用相場>

素材

詰め物

被せ物

ジルコニア

4~6万円

10~20万円

メタルボンド

8~15万円

e-max

4~6万円

7~10万円

セラミックは自由診療のため、歯科医院によって金額が異なります。治療を受ける前に費用を確認しておきましょう。ご自身の希望や予算、素材の特徴・費用を考慮して選択することが重要です。

まとめ

セラミック治療をし綺麗な歯を手に入れた人

食べものを食べたり会話をしたり、スポーツをしたり、力を出したりする際に奥歯の働きは欠かません。他の歯よりも大きな負荷がかかるため、他の歯以上に耐久性を重視して治療する素材を選ぶことが大切といえるでしょう。

保険診療では銀歯やコンポジットレジンという選択肢がありますが、どちらも虫歯の再発リスクが高く、審美性は低いです。自由診療なので費用がかかりますが、セラミックを選択するメリットは大きいと言えるでしょう。

セラミックにはさまざまな素材がありますが、ジルコニアとメタルボンドとe-maxが奥歯の治療で使用されることが多いです。ジルコニアは耐久性と審美性を備えた素材で、メタルボンドは内側が金属であるため、割れにくいのが大きなメリットといえます。

e-maxは天然の歯と同程度の硬さなので噛み合う天然歯を傷つけるリスクが低いです。審美性が非常に高いことも特徴でしょう。

患者さまのお口の状態に合わせて、治療に使用する素材を選択してください。

奥歯のセラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2024.05.07更新

セラミックの歯の値段が高い理由とは?費用を抑える方法も解説!

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

セラミックの歯を持っている人

セラミックの歯は、保険が適用される銀歯などに比べて高いです。虫歯治療で詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)の素材を検討する際「セラミックはなぜ高いの?」と疑問を持たれる方も多くいらっしゃいます。

そこで今回は、セラミックの歯が高い理由について詳しく解説します。値段が高くてもセラミックの歯が選ばれる理由や費用を抑える方法についても言及していますので、セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

セラミックの歯の値段は?

セラミックの歯の費用

セラミックの歯にはさまざまな種類があり、使用する歯の部位やセラミックの範囲によって値段は異なります。

平均的なセラミックの相場は、以下の通りです。

・詰め物(インレー):約4万〜8万円
・被せ物(クラウン):約8万〜18万円

セラミックの歯の値段は、歯の一部をセラミックで補う詰め物よりも歯全体をセラミックで覆う被せ物のほうが高いのが一般的です。

また、セラミックにはオールセラミックやジルコニア、e-maxなどさまざまな種類があり、種類によって値段が異なります。これは、素材によって透明感やツヤ、色の再現性、強度、耐久性などが異なるためです。

つまり、審美性も機能性も兼ね備えたセラミックの素材は、値段が高い傾向にあるということです。

ただし、使用する部位によって適したセラミックは異なり、一概に値段が高いほうが優れているというわけではありません。素材ごとにメリット・デメリットがあるため、歯科医師とよく相談して選択しましょう。

セラミックの歯の値段が高い理由

セラミックの歯

では、どうしてセラミックの歯の値段は高いのでしょうか。

セラミックが保険素材よりも値段が高いのは、以下の3つの理由があります。

保険が適用されないから

虫歯治療には保険と自費の2種類がありますが、セラミック治療は保険が適用されません。

保険が適用されるのは、必要最低限の範囲で見た目を修復し、噛めるように回復するという、最低限の治療のみです。保険のルールの範囲内で治療し、使用する素材も限られるため、噛めるようにはなるものの金属が目立ったり、経年劣化しやすかったりするデメリットがあります。

一方、自費診療の場合は素材を選択でき、機能的な回復だけでなく天然歯に近い見た目も再現できます。セラミックの歯を選択することでベストな治療が受けられるものの、その分費用がかかるのです。

作成に手間がかかるから

セラミックの歯は、歯科医師が歯型を取り、歯科技工士が一人ひとりの歯の形や色味に合わせて手作業で作成します。

歯の形が患者さんによって違うのはもちろん、歯の色味は一色ではなくグラデーションになっているのが一般的です。特に、前歯の美しさは口元の美しさだけでなく、お顔の印象を左右します。一人ひとりオーダーメイドで作成されるため、値段が高いのです。

加えてセラミックの歯を作成する歯科医師の技術料や、質のよいセラミックを作成する歯科技工士への依頼料もかかります。

このように、セラミックの歯の作成には手間がかかり、精密なセラミックを作成するためには歯科医師や歯科技工士の技術も必要になるため、値段が高いのです。

材料費が高いから

セラミックの歯を作成する際は、質のよい型取り剤や接着剤などの歯科材料が必要になります。また、セラミックは審美的にも機能的にも優れた素材のため、値段が高いのです。

高くてもセラミックの歯が選ばれるのはどうして?

キレイな歯のイメージ

セラミックの値段は高いですが、選ばれるのには理由があります。

高くてもセラミックの歯が選ばれる理由は、以下のとおりです。

天然歯のように美しい

セラミックは透明感や色味、ツヤ感があるため、天然歯のように美しいのがメリットです。また、経年劣化により変色しにくいため、美しい見た目を維持しやすいという点も選ばれる理由のひとつです。

丈夫で長持ちしやすい

セラミックの強度は天然歯と同じくらいといわれているため、前歯だけでなく奥歯にも使用できます。見た目が美しい上、丈夫で長持ちしやすい点もセラミックの歯が選ばれる理由といえるでしょう。

虫歯や歯周病になりにくい

セラミックは表面がツルツルしており、汚れが付着しにくい特性があります。そのため、虫歯や歯周病になりにくいのがメリットです。

また、経年劣化により変形しにくいため、詰め物や被せ物との間に隙間ができにくく、虫歯になりにくいのです。

金属アレルギーの心配がない

セラミックのなかには金属を使用しないものもあります。金属を使用しない素材を選択すれば、金属アレルギーの方や金属アレルギーのリスクを避けたい方でも安心して使用できるでしょう。

また、金属を使用していない素材を選択することで、歯茎が黒ずむ心配もありません。

セラミック治療の費用を抑える方法はある?

セラミック治療をした歯

セラミックの歯は基本的には自費診療になるため、どうしても費用が高くなりがちです。セラミック治療の費用を抑える方法はあるのでしょうか。

ここでは、セラミック治療の費用を抑える方法を解説します。

ハイブリッドセラミックを検討する

セラミックのなかには、ハイブリッドセラミックという保険が適用される素材もあります。ハイブリッドセラミックはCAD/CAM冠とも呼ばれ、レジンとセラミックを混ぜたもののことです。

ハイブリッドセラミックは一定の条件を満たせば保険が適用されます。保険が適用されれば費用を抑えられるでしょう。

しかし、セラミックにレジンを混ぜていることにより、経年劣化で変色することがあります。また、強度も劣るため、欠けたり割れたりしやすいのがデメリットです。

医療費控除を受ける

医療費控除とは、1年間の医療費が10万円を超えた場合に申告することで所得税や住民税の控除を受けられる制度のことです。

セラミックの歯の値段は約4〜18万円が相場ですので、医療費控除を申請することで一部が還付金として返還される場合があります。また、生計をともにしている同一世帯の医療費も合計できます。

ただし、医療費控除の対象は、虫歯治療で詰め物や被せ物をする必要があるなど、治療目的であると認められた場合に限られています。セラミック矯正などの審美目的の場合は、医療費控除の対象にはなりません。

ご自身が受ける治療が医療費控除の対象か知りたい場合は、担当の歯科医師に確認するとよいでしょう。

複数の歯科医院から比較・検討する

セラミック治療は自費診療になるため、たとえ同じセラミックの歯であっても治療を受ける歯科医院の設備や歯科医師・歯科技工士の技術料によって値段に差が出ます。そのため、セラミック治療を検討する場合は、複数の歯科医院を比較・検討しましょう。

歯科医院のホームページでセラミックの種類や値段を確認したり、カウンセリングで実際にセラミック治療について話を聞いたりしてみるとよいでしょう。歯科医師との相性がよいかも判断材料のひとつです。

また、セラミックの歯を長く使い続けるには、セラミック治療後にメンテナンスを受けることも大切です。そのため、セラミックの費用面だけでなく、定期メンテナンスや保証内容についても確認するとよいでしょう。

クレジットカード払いやデンタルローンを活用する

セラミック治療の費用をクレジットカードで支払えるところや、デンタルローンが活用できるところもあります。

セラミックの歯の値段が高いことで一括払いが難しい場合、クレジットカード払いや分割払い、デンタルローンなどを活用するのもよいでしょう。トータルの費用を安くできるわけではありませんが、一回の支払いの負担を抑えられるでしょう。

しかし、支払い方法や分割の回数によって手数料などがかかる場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。

まとめ

セラミック治療を行い笑顔の女性

セラミックの歯の値段が高いのは、セラミックは審美的にも機能的にも優れた素材であるためです。また、作成するまでに手間と技術も必要になることも理由のひとつです。

セラミックの歯の値段をできるだけ抑えたい場合には、医療費控除を受けたり、複数の歯科医院で比較・検討したりするのがよいでしょう。

当院では、患者さんに最適なセラミックをご提案させていただきます。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2024.04.16更新

セラミック治療後にメンテナンスを受けるのはなぜ?頻度も解説!

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

セラミック治療後にメンテナンスを受けるのはなぜか疑問のイメージ

セラミック治療後は定期的にメンテナンスを受ける必要があります。

「治療が終了したのに、どうしてメンテナンスを受けなければならないの?」「セラミック治療後のメンテナンスでは何をするの?」「メンテナンスを受ける頻度は?」など、疑問をもつ方もいるでしょう。

今回は、セラミック治療後にメンテナンスを受ける理由やメンテナンスで行う内容、頻度について詳しく解説します。セラミックの寿命や寿命を短くする原因についてもご紹介しますので、セラミック治療中の方やセラミック治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

セラミック治療後にメンテナンスを受けるのはなぜ?

セラミック治療後にメンテナンスを受けるのはなぜか考える人

セラミック治療後にメンテナンスを受けるのには理由があります。セラミック治療後にメンテナンスを怠ると、セラミックの歯の寿命が短くなる可能性があります。また、何か問題があったときに、対応が遅れることもあるでしょう。

例えば、セラミックの土台になっている歯や歯肉に問題が生じることがあります。メンテナンスを怠ると歯周病や虫歯のリスクが高まり、これらの問題がセラミックの歯の寿命を縮める原因になるのです。

セラミックの歯を長持ちさせるためには、定期的に歯科医院でメンテナンスを受け、セラミックの歯や口腔内にトラブルが起こっていないか確認してもらう必要があります。

万が一、トラブルが発生していても、定期的にメンテナンスを受けていれば早期に発見でき、必要に応じた処置が受けられるでしょう。

セラミックの寿命はどれくらい?

セラミックの寿命イメージ

セラミックの寿命は、保険が適用される銀歯やレジンなどの素材に比べると長いといわれています。種類によって寿命は異なりますが、10年〜15年程度です。

種類ごとの寿命と、セラミックの寿命が長い理由について確認しましょう。

セラミックの種類ごとの寿命

セラミックにはいくつか種類があります。

それぞれの特徴と寿命について、以下に解説します。

オールセラミック

オールセラミックとは、セラミックだけで作られた素材です。天然の歯に近い透明感と美しい白さが特徴です。強度が高い素材ですが、過度の力がかかると割れる可能性があります。

オールセラミックの寿命は10年〜15年程度です。

ジルコニア

ジルコニアとは、酸化ジルコニウムを主成分として作られた素材です。人工ダイヤモンドとも呼ばれるほど強度が高い素材のため、噛み合わせの力が加わりやすい奥歯に適しているかもしれません。

ジルコニアの寿命は10年〜15年程度です。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックとは、レジンとセラミックを混ぜ合わせた素材です。比較的安価ですが、ほかの素材よりも耐久性や審美性は劣ります。

ハイブリッドセラミックの寿命は7年〜8年程度です。

メタルボンド

メタルボンドとは、金属の外側にセラミックを焼き付けた素材です。金属の強度とセラミックの審美性を兼ね備えています。

しかし、内側に金属が使用されているため金属アレルギーがある方は避けたほうがよいでしょう。

メタルボンドの寿命は8年〜10年程度です。

セラミックの寿命が長い理由

セラミックの寿命が長い理由は、以下のとおりです。

歯に適合しやすい

セラミックは生体親和性に優れており、歯に適合しやすい素材です。そのため、セラミックと歯との間に隙間ができにくく、虫歯になるリスクが低いといえます。

耐久性に優れている

金属は強度に優れているものの、口腔内の環境では劣化が避けられません。

一方、セラミックは耐久性が高いため、口腔内でも安定性が保たれ、長期間にわたり形や強度を維持できます。

汚れが付着しにくい

セラミックの表面は滑らかであるため、汚れが付着しにくいです。細菌の温床となるプラークや歯石などが付着しにくいため、虫歯や歯周病のリスクが低くなります。

セラミックの寿命が短くなる原因とは?

セラミックの歯

セラミックの寿命は、さまざまな原因によって短くなることがあります。

ここでは、セラミックの寿命が短くなる原因について解説します。

経年劣化

セラミックは優れた素材ですが、長年使用すると劣化する可能性があります。セラミックの歯を長年使用することで変色や摩耗、微細な亀裂などが生じることがあるのです。

例えば、ハイブリッドセラミックにはプラスチックが含まれているため、変色・磨耗しやすい傾向にあります。

セラミックと歯の適合不良

セラミックと天然の歯との適合状態が悪いことが原因で寿命が短くなることもあります。

セラミックと天然の歯との間に隙間ができると、その部分に食べ残しや細菌が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病の原因になります。その結果、セラミックが外れることもあるでしょう。

噛み合わせの変化

噛み合わせは加齢や歯周病の進行、歯の摩耗などによって変化することがあります。噛み合わせが変化すると、一部の歯に過度の力が集中するようになり、セラミックの歯が割れたり欠けたりしやすくなります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりの癖も、セラミックの寿命が短くなる原因です。歯ぎしりや食いしばりをすると、歯に強い力が加わるため、セラミックの歯が割れたり欠けたりする可能性があります。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、専用のマウスピース(ナイトガード)の使用を検討するとよいでしょう。専用のマウスピースを装着することで過剰な力を分散し、セラミックの歯にかかる負荷を軽減できます。

また、歯ぎしりや食いしばりの原因となるストレスを軽減することや生活習慣を改善することも重要です。

セラミック治療後のメンテナンスでは何をする?

セラミック治療後のメンテナンスでブラッシング指導を行う

セラミック治療後のメンテナンスでは、どのようなことを行うのでしょうか。

メンテナンスで行う主な内容は、以下のとおりです。

お口の中の確認

メンテナンスでは、虫歯や歯周病になっていないかなど、お口全体の状態を確認します。

また、歯科医師の目でセラミックの状態や噛み合わせのチェックを入念に行い、適合状態が保たれているかどうかを確認します。セラミックと歯との間にズレやすき間が生じている場合は、対処します。

ブラッシング指導

正しい歯磨きの仕方を身につけるためにブラッシング指導を行う場合もあるでしょう。

染め出しを行って磨き残しが多い部分や磨き癖を知り、その人に合わせた歯磨きの仕方を歯科衛生士が指導します。ブラッシング指導を受け、適切な歯磨きの仕方を身につけることで、セラミックの歯や口腔内全体を清潔な状態に保てるでしょう。

クリーニング

メンテナンスでは、セルフケアでは落としきれない汚れを除去するために口腔内のクリーニングも行います。

専用の器具を用いて歯ブラシでは落としきれない歯垢や歯石を徹底的に除去します。歯と歯の間などの見逃しがちな部分に残った汚れも取り除けるため、虫歯や歯周病の予防につながります。

セラミック治療後のメンテナンスを受ける頻度

メンテナンスを受ける頻度のイメージ

セラミック治療後は、2〜3か月に1回の頻度でメンテナンスを受けるのが一般的でしょう。

しかし、口腔内の状態が悪い方は、1〜2か月に1回の頻度でメンテナンスを受けたほうがよいかもしれません。また、日頃からしっかりと口腔ケアができている方であれば、半年に1回でよいケースもあります。

メンテナンスを受ける頻度については、歯科医師に確認しましょう。

まとめ

セラミック歯のチェック

セラミックは、汚れが付きにくく、歯との間に隙間ができにくいため、金属の被せ物や詰め物よりも寿命が長いといわれています。

しかし、メンテナンスを怠ると虫歯や歯周病になり、セラミックの寿命が短くなる可能性があるのです。セラミックを長持ちさせるためには、自宅でしっかりと口腔ケアを行うことに加えて、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが重要です。

歯科医院でのメンテナンスでは、口腔トラブルが起こっていないか、またセラミックの詰め物・被せ物に異常はないか確認を行います。また、適切な歯磨きの仕方を指導したり、クリーニングを行ったりします。

セラミックの歯を長持ちさせるためにも、自宅でしっかりとセルフケアを行い、また定期的にメンテナンスを受けましょう。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2024.03.19更新

セラミック治療では歯を削ることがある?削る量や痛みについても解説

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

セラミックの歯

セラミック治療は、天然歯に近い質感と色をもつセラミック素材を使用し、歯の形状や色調を改善する治療法です。

セラミック治療では天然の歯とセラミックの歯を適切にフィットさせるために、歯を削ることがあります。削る歯の量は、使用するセラミックの種類や治療する歯の状態によって異なります。

この記事では、セラミック治療で歯を削る理由や削る歯の量、また痛みについて詳しく解説します。

セラミック治療では歯を削ることがある?

セラミックの歯を削る

セラミック治療では、虫歯治療とラミネートベニアの治療過程で歯を削ることがあります。それぞれ以下に解説します。

虫歯治療

虫歯を取り除いたあとに、虫歯の大きさに応じて、インレー(詰め物)かクラウン(被せ物)としてセラミックが用いられます。

セラミックは銀歯などの金属より割れやすい素材です。耐久性を高めるためには厚く作る必要があるため、結果として歯をより多く削る必要があるのです。

虫歯治療自体は審美目的ではありませんが、セラミックは保険適用外のため費用が高くなることがあります。

ラミネートベニア

ラミネートベニアとは、歯の表面を軽く削り、セラミック製の薄いシェルを貼り付ける審美治療です。

矯正治療やホワイトニングと比較して、短期間で歯の見た目を変えることができるのが大きな特徴です。ラミネートベニアは、歯の色や形を改善したい方に推奨されます。

セラミック治療で歯を削るメリット

セラミック治療で歯を削るメリットイメージ

セラミック治療で歯を削るメリットは、以下の通りです。

セラミックの密着性が高まる

虫歯治療でセラミックを使用する場合、はじめに虫歯になっている部分を削って除去します。単に虫歯を取り除いただけでは土台が不安定であり、被せ物や詰め物の適合性が低いため、外れることがあるでしょう。

また、虫歯は一定の形で広がるわけではなく、時に複雑な形状をしていることがあり、それに合わせた被せ物や詰め物を作る必要があります。

歯を削ることによって、天然歯と被せ物・詰め物が密着しやすくなります。被せ物・詰め物が天然歯にしっかりと密着することで、汚れや細菌が侵入しにくくなるため、二次虫歯のリスクを低減することにもつながるでしょう。

ラミネートベニアをより自然に美しく装着できる

ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削り、その上に0.4mm程度の薄いセラミック製の板を貼りつける治療法です。歯を削らずにラミネートベニアを装着すると、歯の厚みが増すことで違和感が生じる可能性があります。

歯を削ることでラミネートベニアを自然に見せることができ、また違和感なく装着できるのです。

セラミックを長期間使用できる

セラミックは耐久性が高く、変形・破損しにくいため、10〜15年程度使用できるといわれています。

セラミックを含む被せ物や詰め物の寿命は、歯との適合性に大きく左右されます。歯を削ることで、被せ物や詰め物を隙間なくフィットさせることができ、適合性が高まることで被せ物や詰め物を長期間使用することができるのです。

セラミック治療で歯を削るデメリット

セラミック治療で歯を削るデメリットイメージ

セラミック治療で歯を削るデメリットは、以下の通りです。

知覚過敏を引き起こす場合がある

セラミック治療で歯を削ると、神経を保護する層が減少します。これにより、外部からの刺激が神経に伝わりやすくなり、結果として知覚過敏のリスクが高まるのです。

歯を削る行為は見た目の改善につながるものの、このような副作用が伴うことを理解しておく必要があります。

削った歯の寿命が短くなる可能性がある

歯を削ってセラミック治療を行うことで見た目を天然歯のように美しくし、耐久性を高めることができますが、天然歯を一度削ると、その部分が元に戻ることはありません。歯を削ることで、天然歯の寿命が短くなる可能性があります。

天然歯は、いかに優れた人工歯と比較しても、その価値と機能性を超えるものは存在しないため、わずかな量を削ることでさえも、慎重に検討する必要があります。

神経を抜かなければならない場合がある

セラミック治療で歯を大きく削ったときに神経にまで達すると、痛みが生じることがあります。場合によっては神経を抜かなければならないケースもあるでしょう。

神経を抜くということは歯の内部血管も取り除くことを意味し、結果として歯に栄養が供給されなくなります。これにより、歯の強度が低下すると、将来的に歯が弱くなるリスクがあります。

セラミック治療で削る歯の量はどれくらい?

セラミック歯を削るイメージ

セラミック治療で削る歯の量は、セラミックの種類によって異なります。

削る歯の量について、種類ごとに解説します。

セラミックインレー

セラミックインレーは、セラミックのみで作られた詰め物です。神経まで進行していない虫歯を治療する際に使用されます。

セラミックインレーの場合、被せ物治療と比べると削る歯の量が少なく、多くても1mm程度です。虫歯の部分のみを削るため、健康な部分を保ちつつ治療ができます。

セラミッククラウン

セラミッククラウンは、セラミックのみで作られた被せ物です。天然歯に近い色調を再現できるため、審美性に優れています。

セラミッククラウンを適応する際、どれだけ歯を削る必要があるかは、患者さんの症状によって異なりますが、耐久性を高めるために歯を大きく削る必要があるでしょう。

虫歯が深くにまで進行している場合には、セラミッククラウンが選択されることが多いです。

e-max

e-maxは、ガラス系の材料で作られるセラミッククラウンで、その透明度の高さと自然な見た目が特徴です。e-maxは天然歯と同等の強度を持っているため、破損することはほとんどありません。

e-maxを使用する場合、歯を大きく削る必要が少なく、削る量は歯のどの部位であっても1〜1.5mm程度です。これにより、患者さんの負担を軽減しながら、美しく自然な仕上がりを期待できます。

ジルコニア

ジルコニアは、高い透明性と強度から「人工のダイヤモンド」とも称されるセラミック素材です。ジルコニアの場合、削る歯の量は位置によって異なりますが、前歯や臼歯では1.0〜1.5mm程度、臼歯の咬合面は最大で2mm程度削る必要があります。

耐久性が高く、長期間使用できるというメリットがありますが、削る歯の量が多いことを理解しておきましょう。

メタルボンド

メタルボンドは、内側は金属、外側はセラミックでできた被せ物です。自然な色調を再現できますが、透明性には限界があります。

削る歯の量は、一般的に0.8〜1.2mm程度であるものの、咬合面や切縁面は2mm程度削る場合が多いです。内側が金属であるため、金属アレルギーを引き起こす可能性がある点は注意しなければなりません。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、色調を改善する目的で薄いセラミック製の板を歯に貼り付ける方法です。

この治療法では、薄いセラミック製の板を均一に貼り付けるため、支台歯を薄く削る必要があります。エナメル質が残るように慎重に削らなければならず、削る量は0.3〜0.5mm程度です。

この微細な調整により、自然な見た目を保ちつつ、色調の改善を目指せます。

歯を削るときに痛みはある?

歯が痛い男性

歯を削る際の痛みは、歯の構造と虫歯の進行度に大きく依存します。歯は表面のエナメル質、その下の象牙質、そして中心にある歯髄(神経のある部分)の3層から成り立っています。エナメル質に虫歯が留まっている場合は、削ってもほとんど痛みは感じません。

しかし、虫歯が象牙質に達している場合、削ると痛みを感じやすくなるため、麻酔を使用して痛みを抑える必要があります。さらに、虫歯が歯髄まで達している場合は、麻酔が必要です。

麻酔をする際は、針を刺入する部分に表面麻酔を塗布するため、痛みはほとんどありません。多くの場合、注射を受けたことすら感じないほどです。

まとめ

セラミックの歯

今回は、セラミック治療では歯を削ることはあるのか解説しました。

セラミック治療では、審美性と機能性を高めるために歯を削ることがあります。歯を削って治療を行うことで、天然歯とセラミックが密着しやすくなるなどのメリットがあるのです。

しかし、削った歯は元に戻ることはありません。神経を抜かなければならない場合や歯の寿命が短くなる場合もあるでしょう。

歯を削ることによるメリットやデメリットをよく理解し、歯科医師と相談しながら最適な方法を選択することが重要です。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2024.02.20更新

金属アレルギーでも大丈夫?安心してセラミック治療を受けるためには

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

心配する女性

金属アレルギーの方の場合は、補綴物や矯正治療の装置などを選ぶ際に気をつける必要があります。装置や素材によっては金属が使われているからです。

セラミック治療は、セラミックで作った詰め物・被せ物で行う治療のことですが、金属アレルギーの方でも受けられるのでしょうか。

今回は、金属アレルギーの症状や金属アレルギーの方が使えるセラミック、使えないセラミックについて解説します。

セラミック治療とは?

セラミック治療

セラミック治療とは、セラミックを素材とした詰め物や被せ物で行う治療のことです。詰め物・被せ物の治療で使われる素材には、保険診療の銀歯やコンポジットレジン、自由診療のセラミックがあります。

セラミックのメリットは、透明感のある白さで見た目が良いことです。硬く耐久性が高いこと、保険診療の素材と比較して虫歯や歯周病になりにくいことも挙げられるでしょう。

セラミックには、ジルコニアやメタルボンド、E-max(イーマックス)、オールセラミック、ハイブリッドセラミックなどさまざまな種類があります。それぞれ特性が異なり費用に差があるので、歯科医院で説明を受けたうえで選択してください。

セラミック治療は金属アレルギーでも大丈夫?

金属アレルギーでもセラミック治療ができるか疑問の女性

セラミックは陶材なので、基本的には金属アレルギーの方も安心して使用可能です。実際に、セラミック治療で使われるほとんどの素材はメタルフリーであるため心配ありません。

しかし、金属アレルギーの方には使用できないセラミックの詰め物・被せ物もあります。金属アレルギーの方は、治療を受ける際に必ず歯科医師に伝えましょう。

金属アレルギーの方が使用できないセラミックは、メタルボンドです。メタルボンドは、表面はセラミックで内側が金属でできている被せ物です。

通常のセラミックよりも強度が高く奥歯にも使用できますが、内側の金属の影響で金属アレルギーを引き起こす可能性があります。

金属アレルギーとは?

金属アレルギーの女性

金属アレルギーの場合、皮膚や粘膜に金属が触れることで、かゆみがでたり赤く腫れたりする症状がでます。発熱や倦怠感などの症状が出ることもあるでしょう。

アレルギー反応が出やすい金属は、ニッケルやコバルト、クロム、スズ、銅、亜鉛などが挙げられます。

歯科治療では、被せ物や詰め物だけではなく、入れ歯や矯正装置などにも金属が使用されます。そのため、歯科治療由来の金属アレルギーが引き起こされることもあります。

口の中に金属が長時間入っていると、唾液が徐々に金属を溶かします。口内炎や歯肉炎、口腔内が腫れるなどのトラブルにつながることもあります。

金属に近い部分の粘膜が荒れる、舌に白いまだら模様ができる、かゆくなる、ヒリヒリするといった症状がある場合、金属アレルギーの可能性があるでしょう。そのまま放置して重症化すると、味覚や痛みがなくなることもあるので早めに歯科医院に相談してください。

また、歯科金属が原因で全身性金属皮膚炎になることもあります。この場合は口の中だけではなく、全身に炎症や湿疹が広がります。

疲れやすくなったり、不眠症状がでたり、イライラしたり、生活に支障が出ることも多いでしょう。

「金属アレルギーはないから大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、今まで症状がなくてもある日突然金属アレルギーの症状が出る方もいます。

また、どの金属に反応するかは人それぞれです。心配な方は、大学病院の専門外来や皮膚科などで金属アレルギー検査をしておくと良いでしょう。

最も安全なのは、金属不使用の技工物を使うことです。詰め物・被せ物については、保険診療でもプラスチックの素材も選択できるため、金属が使われているかいないかをしっかり確認してから素材を選びましょう。

金属を使用しないセラミックはある?

金属アレルギーを使わないセラミックがあるか考える女性

セラミック治療では、メタルボンド以外は金属を使用しません。そのため、メタルボンドを選ばなければ、金属アレルギーの方も安心して治療できます。

金属アレルギーの方でも適したセラミックをいくつかみていきましょう。

オールセラミック

オールセラミックは、名前の通り100%すべてセラミックでできています。金属アレルギーの心配がないというだけではなく、艶と透明感があって非常に美しいです。そのため、前歯など目立つ部分に使われることが多いです。

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは、人工ダイヤモンドとも呼ばれています。他のセラミックと比較して優れた強度を持つため、強い力がかかる奥歯に使用されることも多いです。

見た目は、オールセラミックにはやや劣りますが、強度の面から目立つ歯にもジルコニアセラミックを選択する方も多いです。

E-max(イーマックス)

E-maxとは、ガラスセラミックと呼ばれるバランスが良い素材です。見た目は天然歯に近く、強度についても天然歯と同程度です。

歯垢や歯石がつきにくいので、虫歯や歯周病が心配な方から選ばれる傾向があります。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジンを混ぜ合わせた素材のことをさします。自由診療のものだけではなく、保険診療のハイブリッドセラミックもあります。

他のセラミックの素材と比べると安価であることが大きなメリットです。レジンと比較すると変色しにくく、色のバリエーションもあるため自然に仕上がるでしょう。

オールセラミックと比較すると耐久性と審美性が劣るため、審美性を追求したい方は注意しなければなりません。

金属アレルギーの方が安心してセラミック治療を受けるためには

歯医者へ相談

金属アレルギーの方の場合、歯科治療に対して不安を感じることもあるでしょう。日本の歯科治療では、虫歯治療の際に銀歯を使用するのは一般的です。矯正治療でも金属のワイヤーを使用することがあります。

ここでは、金属アレルギーの方が安心してセラミック治療を受けるために気をつけるべきことを解説します。

金属アレルギーであることを歯科医師に伝える

患者さま自身が金属アレルギーであることが既にわかっている場合は、あらかじめ歯科医師に伝えるようにしてください。そうすることで、金属を使っているメタルボンドは除外して治療の選択ができます。

銀歯やメタルボンドなど、金属で歯を補った後に金属アレルギーと判明した場合は、早めにメタルフリーの素材に交換しましょう。口内に金属がある限り、金属アレルギーの症状が落ち着くことはありません。

皮膚科の診断を受ける

金属アレルギーと思われる症状はあるけれど、大学病院の専門外来や皮膚科で診断を受けていない場合は、一度検査をしてもらいましょう。金属アレルギーと思われる症状が出ていても、実は別の病気の可能性もあります。

アレルギー反応が出る金属が特定できれば、原因金属を確実に避けて安全に治療を受けられるでしょう。

選択できる治療の費用を計算しておく

金属アレルギーの方は、金属を使用する治療が選択できません。そのため、高額な素材を選ばなくてはいけないことも多いです。事前に予算をどれくらいかけられるのかを考慮しておきましょう。

保険診療のコンポジットレジンなら安価で、金属アレルギーの方でも問題なく使用できます。

医療費控除を申請する

セラミック治療を選択する場合は、費用は1本5万円以上になることが多いでしょう。1年にかかった医療費が10万円を超えると、医療費控除の対象になります。

セラミックで歯を数本治療すると総額10万円以上になるので、医療費控除を申請すると良いでしょう。領収書が必要になるので、大切に保管しておいてください。

まとめ

セラミックの歯

歯科治療では金属の技工物が使用されることがよくあります。金属アレルギーの方は気をつける必要があるでしょう。

セラミック治療の場合は、基本的には金属不使用の素材を使います。金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられると言えます。

しかし、金属を使用したセラミックも存在します。表側がセラミックで裏側が金属できたメタルボンドは、金属アレルギーの方は避ける必要があるでしょう。

金属アレルギーの方が歯科医院で治療を受ける際は、事前にその旨を伝えてください。治療後に症状が現れた場合は、放置せずに迅速に歯科医院に連絡しましょう。

金属アレルギーでセラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2023.12.19更新

セラミック治療で後悔しないために!デメリットと対策を知ろう!

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

セラミック治療をした女性

セラミック治療は、審美性と耐久性を兼ね備えたセラミック素材を使用した歯科治療です。虫歯治療での利用だけでなく、歯並びなどの外見を改善する治療にも用いられます。歯科治療で使用する素材として、セラミックを選ぶ方は多いでしょう。

ただし、セラミック治療はデメリットがまったくない万能な治療方法ではありません。セラミック治療を受けて、後悔したケースも少なからず存在します。

今回は、セラミック治療のメリット・デメリットや、後悔しないための対策について解説します。セラミック治療で後悔した例もご紹介するので、セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

セラミック治療とは?

 セラミックの歯

セラミック治療とは、セラミック素材を使用した歯科治療のことです。虫歯などで失った歯の治療だけでなく、歯並び・歯の色・歯の形を改善する治療にも利用されています。

主にセラミックが使われるのは、インレーやクラウン、ブリッジとよばれる、詰め物や被せ物で歯の機能を補う治療です。また、前歯の形や色調を整えるラミネートべニアという治療にも用いられます。

一般的には推奨されていませんが、ワイヤーやマウスピースで行う通常の矯正治療の代わりに、セラミックを用いた矯正が行われることもあるでしょう。

セラミック素材は審美性と耐久性を兼ね備えており、天然歯に近い自然な見た目に仕上がることが特徴です。経年劣化しにくく、変色・着色しにくいため、美しい見た目を長く維持できます。

強度が高く耐久性に優れているため、保険適用で使用されるプラスチックの素材よりも、長い期間使用できることが多いです。

セラミック治療を後悔した例

セラミック治療で後悔した女性

セラミックを用いた治療にはさまざまなメリットがあり、審美性や耐久性に優れた治療方法として知られています。

一方で、セラミック治療を受けたことで後悔するケースも存在します。セラミック治療を後悔した例を確認しましょう。

噛み合わせが悪くなった

セラミック治療を受けたことで、噛み合わせが悪くなるケースがあります。噛み合わせが不適切な状態が続くと、顎関節症や慢性的な頭痛・肩こりを引き起こす可能性があります。

治療時の噛み合わせは問題なくても、時間の経過とともに噛み合わせが悪くなることもあるでしょう。特に、人工ダイヤモンドともよばれるジルコニアを用いてセラミック治療をした場合、天然歯よりも硬いことから、噛み合う歯がすり減ることがあります。

徐々に噛み合わせが悪化し、顎関節症などの問題につながることがあるのです。セラミック治療後に噛み合わせに違和感を覚えた場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

歯髄炎が生じた

歯髄炎とは、歯の中心部にある神経と血管が通っている歯髄に炎症が生じることです。強い痛みを伴うことが多いため、大きなストレスを感じるでしょう。

セラミック治療においては、天然歯を削る範囲が広すぎた場合や、削った際に歯髄に強い衝撃が加わった場合、歯髄炎を生じることがあります。歯髄炎が悪化すると、歯の神経を抜く必要が生じることもあるでしょう。

セラミックが割れた

セラミックはプラスチックの素材よりも強度が高く、耐久性に優れています。

しかし、強い衝撃が加わると割れる可能性があります。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、セラミックが割れるリスクが高いので注意が必要です。

一度割れたセラミックは修理できず、再治療が必要になるでしょう。費用も追加でかかる場合が多いです。

虫歯になった

セラミックが虫歯になることはありませんが、土台になっている天然歯や周辺の組織は虫歯・歯周病になる可能性があります。セラミックの下が虫歯になると、天然歯との適合性が低下します。

そのため、セラミックを再度作り直す必要があり、費用も追加でかかるでしょう。

希望していた仕上がりにならなかった

セラミック治療後、希望していた仕上がりにならないケースもあります。例えば、セラミック歯の色が周囲の天然歯と異なると、見た目に違和感や不自然さが生じるでしょう。

セラミック治療は、審美性の高さから選択する方が非常に多いです。希望していた仕上がりにならなかった場合、後悔する可能性があるでしょう。

費用が高額だった

セラミック治療は、基本的に保険適用外です。自由診療のため歯科医院によって費用は異なりますが、保険適用で使用される素材と比較すると高額になる傾向があります。

セラミック治療のデメリット

セラミック治療のデメリットイメージ

セラミック治療のデメリットは、以下のとおりです。

・セラミックが割れることがある
・保険適用外なので治療費が高い
・寿命がある

セラミックは、強い力が加わると割れる可能性があります。セラミックはプラスチックの素材と比べて耐久性が高いですが、陶材なので割れるリスクがあるのです。セラミックが割れると作り直す必要があり、費用もかかるでしょう。

また、保険適用外であるため費用が高額になること、耐久性は高いですが寿命があることもデメリットといえます。セラミックの寿命は一般的に10年程度といわれていますが、虫歯や歯周病などのトラブルが生じた場合は数年で交換が必要になることがあります。

ただし、毎日の丁寧なセルフケアや定期メンテナンスを徹底することで、本来の寿命以上に長く使用し続けることも可能です。

セラミック治療のメリット

セラミック治療のメリットイメージ

セラミック治療のメリットは、以下のとおりです。

・天然歯に近い美しい見た目に仕上がる
・虫歯が再発しにくい
・治療時の見た目が長く続く

セラミック治療は、天然歯に近い美しい見た目に仕上がることが大きなメリットでしょう。セラミックは、天然歯が持つ透明感や艶なども再現できます。限りなく天然歯に近い、自然な仕上がりが期待できるでしょう。

虫歯が再発しにくいことも、セラミック治療のメリットです。セラミックは長期間使用しても変形しにくく、すき間や段差が生じにくいため二次虫歯になりにくいのです。

また、セラミックはレジンなどの素材と比べて、経年変化しにくいとされています。変色・着色しにくい素材なので、治療時の白さや透明感を長期間に渡って維持できます。

セラミック治療を後悔しないための対策

セラミック治療を後悔しないためのカウンセリング

セラミック治療は費用が高額なので、長期間美しさを保って使用し続けたいと思う方が多いでしょう。

本項目では、セラミック治療を後悔しないための対策をご紹介します。しっかりと対策して、満足できる治療結果を目指しましょう。

治療前にカウンセリングを受ける

セラミック治療を受ける前に、必ずカウンセリングを受けてください。カウンセリングでは、セラミック治療のリスクや注意点などの説明を受けます。

しかし、ただ説明を受けるだけでは、セラミック治療を後悔することになるかもしれません。理想とする仕上がりをしっかり歯科医師に伝えましょう。

疑問や不安がある場合は解消し、納得のいく治療計画を立てることが重要です。

定期的に歯科検診を受ける

歯科検診では、噛み合わせの確認や、日々の歯磨きでは落とせない汚れの除去などを行います。セラミックを問題なく使い続けるために、歯科検診は非常に重要です。

虫歯や歯周病など、口腔内のトラブルの早期発見や早期治療にもつながるでしょう。セラミックを長く維持するために、定期検診は欠かさないでください。

虫歯を予防する

セラミックは、レジンや金属などの素材に比べて汚れが付着しにくいです。虫歯や歯周病の予防としても有効な治療方法ですが、日々のセルフケアを怠ると、土台の天然歯や周囲の組織が虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやフロスなども使用して虫歯予防に努めましょう。

歯ぎしりを改善する

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、セラミックが割れる可能性が高くなります。歯ぎしりや食いしばりの主な原因はストレスなので、ストレスを溜めないことが大切です。

しかし、ストレスを完全になくすことは難しいでしょう。歯ぎしりや食いしばりは無意識に行う方も多く、改善するのは難しいです。

就寝中の歯ぎしり・食いしばりには、ナイトガードが効果的です。強い負荷から歯を守り、セラミックが割れるリスクを軽減できます。

まとめ

笑顔の女性

セラミックは自然で美しい仕上がりを実現でき、健康面でのメリットも大きいです。そのため、セラミック治療を希望する患者さまは増えています。

しかし、セラミック治療にはデメリットも存在し、治療後に後悔する方がいるのも事実です。セラミック治療を後悔しないためには、事前のカウンセリングで歯科医師と十分なコミュニケーションを取り、治療後も毎日のセルフケアや定期健診などを継続することが大切です。

セラミック治療のメリットだけでなく、デメリットも理解することで治療を後悔しないように対策できるでしょう。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2023.11.21更新

セラミックの歯は何年もつ?寿命を縮める原因と長持ちさせる方法!

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

歯がきれいな女性

見た目がよく自然な美しさが続くので、セラミック歯を選ぶ方は少なくありません。セラミック歯を検討中の方は「何年もつ?」「セラミックは劣化するの?」など、疑問に思うことがあるでしょう。

今回は、セラミックの寿命について解説します。寿命を縮める原因や長持ちさせるコツもご紹介するので、セラミック治療に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

セラミックの歯は何年もつ?

セラミックの歯の寿命イメージ

セラミック歯は10年以上もつといわれています。保険適用の治療で使用する材料の場合、寿命は5年程度です。セラミック歯の寿命が非常に長いことがわかるでしょう。

しかし、セラミックにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や寿命が異なります。本項目では、それぞれのセラミックの特徴や寿命をまとめました。

オールセラミックは何年もつ?

オールセラミックは、10〜15年もちます。オールセラミックとは、100%セラミックで作られた詰め物・被せ物です。天然歯の色調・透明感・艶を再現できるので、人工歯と気づけない場合もあります。

オールセラミックは経年劣化しにくいことが特徴です。ほとんど変色しないので、治療時の美しさを長く維持できます。金属アレルギーの心配がなく、安全に使用できることも特徴でしょう。

ただし、すべてセラミックでできているので、衝撃には強くありません。硬い食べ物を噛んだときや、何らかの衝撃を受けたときに、欠ける可能性があるでしょう。

メタルボンドは何年もつ?

メタルボンドは8年程度もちます。メタルボンドとは、金属にセラミックを焼き付けて作った被せ物です。

セラミックに比べると審美性が劣るものの、内側が金属なので強度が高いです。歯ぎしり・食いしばりの癖がある方にも使用できるでしょう。噛む力が強い奥歯にも使用できます。

ただし、金属を使用しているため、金属イオンが溶け出して金属アレルギーを発症する可能性があります。また、金属が劣化するため、ほかのセラミックに比べると寿命が短いです。

ジルコニアセラミックは何年もつ?

ジルコニアセラミックは、10〜15年もちます。ジルコニアは、人工ダイヤモンドともよばれるほど非常に硬い素材です。

高い強度を誇りながら、審美性に優れていることが特徴でしょう。劣化・変色しにくいので、美しい状態を保てます。

非常に強度が高いですが、金属を使用していないため、金属アレルギーの心配はありません。

セラミックの歯が長持ちする理由

長持ちするセラミック歯

セラミックの歯は10〜15年もちますが、金属やレジンなどの詰め物・被せ物の寿命は5年ほどです。セラミックの歯には保険が適用されないので費用が高くなりますが、その分長持ちするのです。

セラミックの歯が長持ちする理由を解説します。

表面がなめらかである

セラミックは、表面が非常になめらかです。汚れが付きにくく、歯ブラシなどで簡単にケアできます。

金属やレジンは、セラミックに比べると汚れが付着しやすいです。特に金属は、唾液と反応して静電気を帯びることがあります。

人体に影響を与えるほどではありませんが、汚れが付着しやすいでしょう。そのため、注意して口腔ケアをしなければなりません。

劣化しにくい

セラミックは金属やレジン(プラスチック)に比べると、劣化しにくいことも特徴です。金属やレジンは、治療当初はきれいに見えても経年劣化します。

素材が溶け出す、欠けるなど、使い続けるとトラブルが発生するでしょう。気がつかないうちに段差ができ、汚れが溜まって虫歯や歯周病を発症することも少なくありません。

セラミックは劣化しにくいため、しっかりとケアできている場合は、二次虫歯や歯周病を発症にくいのです。

変色しにくい

セラミックは、金属やレジンに比べて変色しません。装着したときとほとんど同じ色合いをキープできるのです。

金属の被せ物は、金属イオンが溶け出して歯茎が黒ずむリスクがあります。レジンは吸水性があるので、年月が経過すると黄ばみます。コーヒーなど、色の濃い飲食物の影響も受けやすいでしょう。

特に、前歯が変色すると見た目が気になり、再治療したいと感じる方が少なくありません。セラミックは治療当初の色調を長く維持できるので、再治療したいと感じることはないでしょう。

天然歯や身体との適合がよい

セラミックは、天然歯や身体との適合がよいため、口腔内に馴染みます。天然歯としっかりと密着するため、装着後にすき間ができにくく、二次虫歯を防げるでしょう。

一方、金属の被せ物や詰め物は、金属アレルギーを発症するリスクがあります。「金属の詰め物をしていたけど、金属アレルギーになったから再治療になった」という方もいます。

詰め物・被せ物に問題がなくても、健康上の問題で長く使えないことがあるのです。

セラミックの歯の寿命を縮める原因

虫歯

保険適用の素材に比べてセラミック歯は長くもつとはいえ、破損する可能性や再治療が必要になる可能性はあります。セラミックの歯の寿命を縮める主な原因は、以下のとおりです。

食いしばりや歯ぎしりの癖

食いしばりや歯ぎしりの癖がある場合、セラミックの歯に過度な力がかかります。破損する原因になるでしょう。

食いしばりや歯ぎしりをした際に歯にかかる力は、体重の5〜10倍程度、強い部分では30倍程度といわれています。セラミック歯の強度や耐久性が優れているとはいえ、食いしばりや歯ぎしりの力がかかると破損するリスクが高くなるでしょう。

虫歯や歯周病になる

セラミック歯は、汚れが付きにくくケアしやすい素材ですが、まったく汚れないわけではありません。口腔ケアが十分にできていない場合は、虫歯や歯周病を発症するリスクが高くなります。

セラミックの下が虫歯になった場合、詰め物・被せ物を除去して再治療しなければなりません。セラミックの下は視認できないので、気づかないうちに虫歯が進行し、歯を失う可能性もあるでしょう。

セラミックの歯を長持ちさせる方法

歯間ブラシを使う女性

セラミック歯を選択する場合は、高額な費用を支払わなければなりません。できるだけ長く使用したいと思う方が多いでしょう。

セラミックの歯を長持ちさせるための方法は、以下のとおりです。

口腔ケアを丁寧に行う

セラミックの歯を長持ちさせるには、口腔ケアをしっかりと行うことが重要です。上述したとおり、正しい口腔ケアを行わなければ虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを用いて口腔ケアを行いましょう。

しかし、ご自身では丁寧に磨いているつもりでも、磨き残しが生じていることがあります。磨き方には癖があるので、同じ部分を磨き残している可能性も考えられます。

歯科医院で正しい歯磨き方法を指導してもらいましょう。

定期検診を受ける

定期検診で、歯やセラミック歯の状況を確認することも重要です。噛み合わせが強い部分がある、同じ部分を磨き残している、接着剤が劣化しているなど、ご自身では気づけないことを教えてもらえるでしょう。

定期検診を受けていれば、トラブルが起きていても迅速に対処できます。

食いしばりや歯ぎしりの癖を改善する

食いしばりや歯ぎしりの癖がある場合は、改善しましょう。食いしばりや歯ぎしりは、セラミック歯が破損するだけでなく、顎関節症の原因にもなるからです。

歯科医師の診断に基づいて、マウスピースを作る、噛み合わせを調整するなど、適切に対処しましょう。日中意識があるときに食いしばる癖がある場合は、気をつけて改善してください。

まとめ

セラミック歯の寿命について話す女性

セラミック歯は、10〜15年もつとされています。保険適用の治療で使用する素材に比べて長持ちし、経年劣化もほとんどありません。天然歯に近い見た目をキープできるため、食事も会話も楽しめるでしょう。

セラミック歯を長く使用するためには、正しい口腔ケアを行うこと、定期検診を受けること、歯ぎしりや食いしばりの癖を改善することなどが不可欠です。セラミックの歯を装着したあとも、歯科医師やスタッフとよい関係を築いて健康な口腔内をキープしましょう。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

2023.10.14更新

歯のセラミック治療とは?種類や費用、銀歯との違いを解説!

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

セラミック治療をした女性

歯のセラミック治療は、審美目的で選択されることが多いですが、虫歯治療の際に検討する方もいるのではないでしょうか。
今回は、セラミック治療とはどのような治療なのかを解説します。メリット・デメリットや、セラミック治療の種類、費用などもご紹介するので、セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

歯のセラミック治療とは?

セラミック

歯のセラミック治療とは、セラミックという素材を使用した歯科治療のことです。虫歯で歯を削ったあとに詰め物として使用する場合が多いでしょう。
近年では、銀歯で治療した歯をセラミックに変える方や、歯の色をきれいにするためにセラミック治療を検討する方も増加しています。

セラミック治療を受ける理由

セラミック治療を受ける理由は、大きく分けて2つあります。
まずは、審美性です。セラミック治療を行えば、非常にきれいな白い歯を手に入れられます。
定期的にホワイトニングを受けても、歯の黄ばみなどが気になる方は多いです。セラミックに変えることで、もともとの歯の色や質感を維持しながら、透明感のあるきれいな歯を手に入れられるでしょう。

次に、機能性です。セラミックは滑らかな素材なので、細菌や汚れが付着しにくいとされています。虫歯や歯周病を予防する目的で、セラミック治療を受ける方もいるのです。

セラミックと銀歯の違いとは?

銀歯

セラミック治療を検討したことがある方は、セラミックと銀歯の違いが気になるかもしれません。セラミックと銀歯の違いは、以下のとおりです。

素材

銀歯は、金属を使用する治療です。セラミックは金属を使用しないので、金属に起因するさまざまなリスクを回避できます。

例えば、金属は唾液によって溶け出し、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。金属アレルギーがある方は、銀歯の治療を受けられないでしょう。
セラミック治療には、メタルタトゥーの心配もありません。メタルタトゥーとは、金属が溶け出すことで、歯茎が黒ずむことです。一度メタルタトゥーで黒ずんだ歯茎は、銀歯を除去してももとの色には戻りません。

虫歯や歯周病のリスク

銀歯は、経年劣化します。劣化した際にセメントが溶け出すと、歯と銀歯の間にすき間が生まれ、虫歯菌が侵入する可能性があります。歯周病になる可能性もあるでしょう。
セラミックは陶器なので、長期間唾液に晒されても劣化しません。虫歯や歯周病のリスクを回避できるでしょう。

また、銀歯は表面に傷がつきやすく、傷から虫歯菌が入り込んで虫歯になる可能性もあります。セラミックの表面は滑らかで傷がつきにくいので、虫歯になりにくいとされています。

見た目

銀歯は金属なので、非常に目立ちやすいです。前歯付近を銀歯で治療すると、会話の際などに銀歯が目立つかもしれません。

しかし、セラミックは天然歯に近い色調や透明感を再現できます。自然な仕上がりになるため、ほとんど目立ちません。近年では、見た目を気にして銀歯からセラミックに変える方もいます。

セラミック治療のメリット

メリットmeritの文字ブロック

セラミック治療のメリットは、以下のとおりです。

長くきれいな色を維持できる

セラミックは、時間が経過しても変色することや黒ずむことがありません。そのため、治療を受けたときの白さを長期間維持できます。

二次的な歯のトラブルを回避できる

銀歯は、長期的に使用すると劣化します。劣化して歯と銀歯の間にすき間が生じると、すき間から虫歯菌が侵入して再度虫歯になることがあるでしょう。
セラミックは劣化しないためすき間が生まれにくく、虫歯のリスクを回避できるのです。

金属アレルギーでも治療できる

銀歯は金属なので、金属アレルギーの方は治療を受けられません。治療を受けたときは金属アレルギーがなくても、銀歯から溶け出した金属を長期的に吸収することで金属アレルギーを発症することがあります。
セラミックには金属が使われていないので、金属アレルギーを発症する可能性はありません。

セラミック治療のデメリット

デメリットと書かれたカード

次に、セラミック治療におけるデメリットを解説します。メリットだけでなく、デメリットも理解したうえで、セラミック治療を受けるかどうか判断しましょう。

自費診療である

銀歯の場合は保険が適用されますが、セラミック治療は自費診療です。詳しい金額は後述しますが、高額な費用がかかることは理解するべきでしょう。
セラミック単体の費用に加えて検査や診察、治療などにも費用がかかるので、金銭的に余裕がない方が治療を受けるのは難しいかもしれません。

割れることがある

セラミックは丈夫ですが、強い力が加われば割れる可能性があります。十分にメンテナンスをしていなければ、長期間使用することはできないでしょう。
割れた場合は再治療が必要になるので、追加で費用がかかります。

セラミック治療の種類

セラミックの種類

セラミック治療の種類は、主に3つです。それぞれ解説します。

オールセラミック

セラミックのみで作られた冠を被せる治療方法です。
金属やレジンなどを一切使用しないため、変色や劣化が起こりにくいことが特徴でしょう。透明度が高く、天然歯と見分けがつかないほど美しく仕上がります。
オールセラミックは、耐久性が高いことも特徴です。しっかりとケアすれば、長く使い続けられるでしょう。

ラミネートベニア

歯の表面を削り、薄いセラミックを貼り付ける治療です。主に前歯に行われます。つけ爪をイメージするとわかりやすいでしょう。
歯を削る量が少なく神経にも達しないので、短時間で終了します。麻酔は使用しませんが、痛むことはありません。
前歯を白くしたい、すきっ歯を治したい、歯の形が気になるという方に適したセラミック治療です。特に、神経が壊死して黒っぽく変色した歯はホワイトニングをしても白くならないので、神経が壊死した歯を白くするときにも行われます。

メタルボンド

金属にセラミックを焼き付けて作った冠を被せる治療法です。歯を大きく削った場合に有効な治療方法です。
内部が金属でできているので耐久性に優れており、奥歯など強い力がかかる部分にも使用できます。表面に白いセラミックを焼き付けていますが、内部が金属なのでオールセラミックと比較すると透明度や白さはやや劣ります。

セラミック治療の費用

コストのブロック

セラミック治療を受ける際に気になるのは、費用でしょう。セラミック治療は保険適用外なので、施術を受ける歯科医院やセラミックの種類によって費用が変動します。

ご紹介したセラミックごとの費用相場は、以下のとおりです。

・オールセラミック:80,000〜180,000円

・メタルボンド:80,000〜150,000円

・ラミネートべニア:50,000〜150,000円

1本あたりの費用なので、施術を受ける本数が増えればさらに費用がかかります。
オールセラミックは、ほかの治療と比べると費用が高い歯科医院が多いです。診察代や検査代、治療の手技の費用も追加されます。

セラミック治療が向いている人

歯の治療

セラミック治療が向いている人は、以下のとおりです。

歯を削る必要がある人

過去に詰めた詰め物が破損・変色した場合や、虫歯になった場合など、これから歯を削る必要がある人は、セラミック治療が向いています。セラミックのためだけに歯を削る必要がなく、治療の過程でセラミックをつけられます。
セラミック治療による大きな負担がないでしょう。

金属アレルギーがある人

金属アレルギーがあって銀歯を入れられない人は、セラミック治療が向いています。セラミック治療は金属を使用していないので、アレルギー反応は出ないでしょう。
丈夫で美しい歯を手に入れることができます。

早く見た目を美しくしたい人

人前に出る仕事をしているなど、歯の治療に時間をかけられない人にも、セラミック治療は適しています。
特に、ラミネートべニアは短期間で前歯の見た目を改善できるでしょう。

まとめ

治療をして笑顔の女性

丈夫で白く美しい歯を作れるセラミック治療は、金属アレルギーのある方や虫歯治療で銀歯を入れたくない方、歯を白く美しく見せたい方から人気の治療です。

しかし、歯を削らなければならない、治療に高額な費用がかかるなど、デメリットがあることも理解しなければなりません。セラミック治療を受けよう思っている方は、まず歯科医院のカウンセリングを受けましょう。自分の歯の状態を調べたうえで、セラミック治療を受けるべきか検討してください。

歯のセラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

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