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2024.06.18更新

セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因と対策!予防方法も解説

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

セラミック治療イメージ

セラミック治療は、白くて美しい歯を手に入れるために人気の治療法の一つです。

しかし、セラミック治療を受けた後に歯茎が黒くなることがあります。歯や歯茎の状態、治療で使用する材料によっては、歯茎が黒くなるケースもあるのです。

この記事では、セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因とその対策について詳しく解説します。記事の後半では、歯茎が黒くならないための予防方法もご紹介します。

セラミック治療を受けた後に歯茎の黒ずみが気になる方や、セラミック治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因

喫煙イメージ

セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因としては、次の4つが考えられます。

・歯が変色している

・金属が溶け出している
・金属部分が露出している
・喫煙によりメラニン色素が沈着している

それぞれの原因について詳しく解説します。

歯が変色している

虫歯が進行して神経に到達すると、歯の神経(歯髄)を抜く治療を行います。神経を失った歯は、茶褐色に変色することがあります。

変色した歯の上にセラミックを被せても、下の歯の色が透けるので歯茎が黒く見えることがあります。

金属が溶け出している

セラミックには、金属を含まない金属フリーのものと、金属を含むものがあります。金属を含むセラミックの代表としては、メタルボンドが挙げられます。

メタルボンドは、内側に金属、外側にセラミックが使用されている被せ物です。強度が高いですが、内側の金属が長期間唾液に触れることで金属イオンが溶け出し、歯茎が黒くなりやすいというデメリットもあります。

詰め物や被せ物に含まれている金属が溶け出して歯が黒くなる現象を、メタルタトゥーいいます。セラミックの土台に金属を使用しているメタルコアでも、同様の現象が起こります。

保険診療では、被せ物や土台に金属が含まれるものが使われることが多いため、歯茎が黒くなる原因となります。

金属部分が露出している

通常、メタルボンドの金属部分はセラミックに覆われています。そのため、金属部分が見えることはありません。

しかし、セラミック治療後に歯周病になったり、強すぎるブラッシングによって歯茎が下がったりすると、根元の金属部分が露出することがあります。

喫煙によりメラニン色素が沈着している

セラミック治療と直接関係はありませんが、喫煙習慣があると歯茎が黒く変色します。たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、歯茎の毛細血管が収縮して血流が悪くなるため、歯茎が黒ずんで見えるのです。

また、喫煙するとメラニン色素が生成されます。通常であれば、メラニン色素は体内のビタミンCによって抑制されますが、喫煙すると体内のビタミンCが消費されます。メラニン色素の生成を抑制できず、歯茎に黒っぽい色素沈着が起こりやすくなります。

セラミック治療後の歯茎の黒ずみを治す方法

レーザー治療を受けている人

セラミック治療後に歯茎が黒くなると、元の色に自然に戻ることはありません。歯茎が黒くなった際の対処法は、以下の通りです。

レーザー治療で歯茎の黒ずみを取り除く

歯茎の黒ずみを取り除く方法の一つに、レーザー治療があります。黒くなった歯茎に歯科用のレーザーを照射し、黒ずんだ表面組織を焼いて除去して新しい歯茎の成長を促す治療法です。

個人差はありますが、レーザー治療での痛みはほとんどありません。少しピリピリする、違和感がある程度です。

メタルコアの土台を交換する

セラミックの土台がメタルコアの場合、金属を使用しない土台に交換するとよいでしょう。金属を使用しない土台には、ファイバーコアやレジンコアなどがあります。

金属を含まなければ、金属が溶けて歯茎が黒くなる心配がなくなります。

金属を含まないセラミックに交換する

メタルボンドを使用している場合は、オールセラミックやジルコニアなどの金属を含まない被せ物に交換するとよいでしょう。金属が溶け出さなくなるので、メタルタトゥーを防げます。

セラミックの色や透明感を相談する

セラミックの色合いや透明感によっては、下の歯の色が透けて黒く見える場合があります。「せっかくセラミックにするからできるだけ白くしたい」「できるだけ透明感のある歯にしたい」と希望する方は多いです。

しかし、ご自身のお口に合う色調と透明感を、歯科医師とよく相談することが大切です。

歯茎が黒くならないセラミックはある?

3つのオールセラミック

金属を含むセラミックの場合、唾液に長期間触れることで金属イオンが溶け出し、歯茎が黒くなる原因となります。以下の金属を含まないセラミックを選択すれば、歯茎が黒くなる心配はありません。

・オールセラミック
・e-max
・ジルコニア

以下では、それぞれのセラミック素材の特徴ついて解説します。

オールセラミック

オールセラミックは、100%セラミックだけで作られた詰め物・被せ物です。天然の歯のような透明感と光沢感があり、金属は一切含まれていないため歯や歯茎が黒くなる心配はありません。

ただし、セラミックは強い力が加わると割れやすいため、奥歯の治療には向いていません。

e-max

e-maxは、セラミックの一種であるガラスセラミックスを強化した素材です。オールセラミックよりも透明感に優れており、前歯のように目立つ部位のセラミック治療で選択されることが多いです。

歯や歯茎が黒くなる心配はありませんが、透明度が高いため下の歯の色が透けやすいです。

ジルコニア

ジルコニアは、人工ダイヤモンドとも呼ばれる素材です。強度が高いため奥歯の治療にも使用できます。

奥歯は噛む力が強いため金属製の歯を入れるのが一般的ですが、自費診療では審美性の高いジルコニアを選択することができます。

歯茎が黒くならないためにできる予防方法

禁煙イメージ

歯茎は一度黒くなると、自然に元に戻ることはありません。レーザー治療や治療のやり直しが必要になります。

歯茎の黒ずみは目立つため、できれば黒くならないように予防したいと考える方も多いでしょう。ここでは、歯茎が黒くならないために自分でできる予防方法について、詳しく解説します。

金属を含まない素材を選ぶ

金属を含む土台や詰め物・被せ物は、金属イオンが溶け出して歯茎が黒くなる原因となります。そのため、金属を含まない土台や詰め物・被せ物を選ぶようにしましょう。

土台にはファイバーコア、レジンコアを、詰め物・被せ物にはオールセラミック、ジルコニア、e-maxを選ぶことで、セラミック治療後に歯茎が黒くなるリスクを軽減できます。

適切なセルフケアを行う

強すぎるブラッシングは、歯茎が下がり根元の金属部分が露出して歯と歯茎の境目が黒く見える原因となります。そのため、適切なブラッシング方法を身につけましょう。

また、歯周病が原因で歯茎が黒くなることもあります。歯周病はプラークが原因で引き起こされるので、食事の後には歯磨きをする習慣づけましょう。優しい力でブラッシングするようにします。

歯磨きだけでは歯と歯の間のプラークまで除去できないため、歯間ブラシやデンタルフロスも活用しましょう。

歯科医院で定期的にクリーニングを受けて、セルフケアでは取り切れないプラークや歯石を取り除いてもらうことも効果的です。さらに、歯科検診では、正しいブラッシングの方法も指導してもらえます。

禁煙する

喫煙は歯茎の色素沈着を促進させます。口内の健康を守るためにも、禁煙をするようにしましょう。禁煙が原因で歯茎が黒くなっていた場合は、歯茎の血行不良が改善されると健康的な色に近づくことがあります。

まとめ

セラミック治療で手に入れた綺麗な歯

セラミック治療後に歯茎が黒くなる原因は、歯の変色、詰め物・被せ物や土台に含まれる金属の溶け出し、金属部分の露出、喫煙によるメラニン色素の沈着が挙げられます。

これらの問題を防ぐためには、金属を含まない素材を使用し、適切なセルフケアを続けることが重要です。生活習慣を見直すことも効果的でしょう。

セラミック治療で白くて美しい歯を手に入れたのであれば、歯茎の健康も維持しましょう。歯茎が黒くなる原因と対策を理解し、予防法を実践してください。

セラミック治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

投稿者: きたむら歯科経堂

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