2025.06.17更新
審美歯科で理想の前歯に!治療法やメリットを解説!
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
前歯の黄ばみや形、歯並びの乱れが気になり、人前で思いきり笑えないと感じている方もいるのではないでしょうか。口元に悩みを抱える方に選ばれているのが、見た目の美しさに焦点をあてた審美歯科治療です。
この記事では、前歯を美しくするための審美歯科治療と費用の目安について解説します。口元の印象を変えたい方は、ぜひ参考にしてください。
審美歯科治療とは
審美歯科治療とは、歯や口元の見た目を美しく整えることを目的とした治療です。一般歯科では、歯の機能の回復や維持を目的として治療を行います。審美歯科は、歯の機能回復や維持に加え、歯の色や形、歯並びなど見た目の美しさも追求している治療です。
口元が美しく整うと、心から自信を持って笑えるようになり、日常生活にも良い影響を与えるでしょう。また、治療によっては口腔内が清潔になり、虫歯や歯周病の予防につながることもあります。歯を美しく、健康に維持するために行われるのが審美歯科治療です。
審美歯科で前歯を美しくする方法と値段
ここでは、審美歯科で前歯を美しくする方法と、費用の目安についてご紹介します。
セラミック治療
セラミック治療は、透明感やツヤがあり天然歯に近い見た目をしたセラミックの詰め物や被せ物を使用した治療です。前歯の変色やすきっ歯、歯並びの軽度なずれがある場合に、セラミックを使って理想の状態に整えられます。
ただし、セラミック治療では、天然の歯を削らなくてはなりません。セラミックは割れることがあり、耐久性を高めるために厚く作成します。歯列におさまるように、土台となる歯を削る必要があるのです。
使用する部位やセラミックの種類によって異なりますが、費用の相場は1本あたり8万〜15万円程度です。
ラミネートベニア
ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削って、薄いセラミックの板を貼り付ける治療です。前歯の形を整える場合や、軽度のすきっ歯や変色を改善するケースに選択されています。歯を削る量が少なく、短期間で仕上げられるのが特徴です。
デメリットは、割れたり剥がれたりする可能性がある点です。また、軽度のすきっ歯であれば対応できるケースもありますが、歯並び自体を整えることはできません。費用は、1本あたり10万〜15万円程度が一般的です。
ホワイトニング
ホワイトニングは、薬剤を使用して歯を白くする方法です。着色汚れだけでなく、歯の内部の黄ばみを漂白して本来の白さを取り戻します。歯を削ったり動かしたりしないため、負担の少ない治療といえるでしょう。
ホワイトニングには、自宅でマウスピースと薬剤を使用して行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングがあります。
ホームホワイトニングの場合は初回2万〜5万円程度が相場です。マウスピースを一度作成すると、薬剤代のみで継続できます。効果は6ヶ月程度持続することが多いです。
オフィスホワイトニングの費用相場は、1回あたり2万〜4万円程度です。理想の白さになるまでに3〜5回程度かかり、3〜6ヶ月程度効果が持続します。
PMTC
PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が行う専門的な歯のクリーニングです。専用の器具を使ってコーヒーやタバコのヤニなどによる着色汚れを取り除きます。また、歯の表面に付着した歯垢や歯石を徹底的に除去できるため、虫歯や歯周病のリスクを低減できるのもメリットです。
費用の相場は、1回あたり5,000円〜1万5,000円程度です。
矯正治療
歯並びが気になる場合には、矯正治療も選択肢のひとつです。噛み合わせに問題がなく、前歯のガタつきやすきっ歯を治療したい場合は、部分矯正で対応できる場合があります。
ただし、歯並び全体が悪い場合や、噛み合わせを調整する必要がある場合は、全体矯正が必要です。全体的に治療する場合は費用が高額になります。
費用はワイヤー矯正やマウスピース矯正といった治療方法によって異なりますが、部分矯正は30万〜60万円程度、全体矯正は60万〜120万円程度です。
審美歯科で前歯を美しくするメリットは?
審美歯科で前歯を整えると、見た目の変化に伴い、日常生活にも良い影響が期待できます。ここでは、前歯を美しくするメリットについて解説します。
笑顔に自信を持てる
前歯が変色していたり、形が崩れていたりすると、口元を気にする方もいるはずです。審美歯科で前歯を整えると、コンプレックスを解消でき、笑顔に自信を持てるきっかけになります。笑顔が増えると周りにポジティブな印象を与え、人間関係にも良い影響を与えます。
人との会話時や、人前で話す際にも前向きになり、コミュニケーションが円滑に進みやすくなるでしょう。
第一印象が良くなる
口元は第一印象を決める大きな要素となります。整った歯並びや白い歯は、清潔感や親しみやすさを感じさせやすいです。審美歯科で前歯を整えると、ビジネスや接客業など、人と接する場面で好印象を与えやすくなるでしょう。
虫歯や歯周病の予防につながる
審美歯科で使用するセラミックは、ツルツルとして汚れがつきにくい素材です。虫歯の治療でセラミックの被せ物をした場合、歯との間に隙間ができにくく、汚れがつきにくいため銀歯と比べて虫歯の再発リスクを抑えられます。
また、歯列矯正で歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなり、歯垢が溜まりにくくなるため、虫歯や歯周病の予防につながります。治療方法によっては、見た目の改善だけでなく、お口の健康を守るうえでも役立つのです。
長期的な美しさが期待できる
セラミッククラウンやラミネートベニアなどの審美歯科で使用されるセラミック素材は劣化しにくく、耐久性が高い素材です。例えば、保険が適用される銀歯やレジンの寿命は5年程度とされています。
一方で、セラミックは10年以上使用できることが多いです。定期的にメンテナンスを行うと、長期間美しい状態を維持できるのは大きなメリットでしょう。
審美歯科で前歯を美しくするデメリットは?
ここでは、審美歯科で前歯を美しくするデメリットについて解説します。
歯を削る場合がある
セラミック治療では、歯を削らなくてはなりません。歯を削ると歯の内側にある象牙質が露出しやすくなり、知覚過敏の症状が現れる場合があります。また、歯がもろくなり、欠けやすくなる可能性もあります。一度削った歯は元に戻せないため、慎重に検討しましょう。
費用が高額になる
審美治療は見た目の改善を目的とした治療であるため、原則として保険が適用されず、全額自己負担となります。1本の歯を治療するだけでも、数万円以上の費用がかかることは珍しくありません。
費用が高額になる理由は、保険適用外の高品質な素材を使い、より専門的な器材を使って治療するためです。例えば、セラミックの被せ物やラミネートベニアでは1本あたり10万円前後かかり、複数の歯を治療すると、さらに費用負担は大きくなります。
審美治療で行った仕上がりを維持するためには、定期的に歯科医院を受診し、トラブルがないかチェックを受けたりクリーニングを受けたりする必要があります。治療費用だけでなく、治療後のメンテナンス費用も考えておくと良いでしょう。
セラミックは割れるリスクがある
審美歯科で使用されるセラミック素材は、強い衝撃を受けると破損するリスクがあります。
硬いものを強く噛んだり、転倒して強い衝撃を受けたりすると、割れたり欠けたりする場合があるのです。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖があると、セラミックに対して継続的に大きな負担がかかり、破損するリスクが高まります。
破損して再治療が必要になると、追加で費用がかかります。硬いセラミック素材を使用する、ナイトガード(就寝用のマウスピース)を作製するなどの対策が必要です。歯ぎしりや食いしばりのある方は、治療を始める前に歯科医師に相談しておきましょう。
メンテナンスが必要である
審美歯科治療によって前歯を整えたあと、何もせずに一生維持できるわけではありません。美しい状態を維持するためには、メンテナンスが不可欠です。
例えば、ホワイトニング後の白くなった歯は、飲食物の影響で少しずつ色味が後戻りします。理想の白さを維持するためには、定期的に再施術が必要になるのです。
また、セラミックは耐久性に優れた素材ですが、経年劣化や破損のリスクがあります。トラブルがあった際に適切な処置を行うためにも、歯科医院での定期的なチェックとクリーニングを受けることが大切です。
まとめ
審美歯科治療は、歯の機能回復だけでなく、歯や口元の美しさを整えることを目的とした治療です。前歯をきれいにして口元を整えると、見た目のコンプレックスを解消して笑顔に自信を持てるようになり、人間関係にも良い影響を与えられるでしょう。
治療方法には、歯を内側から白くするホワイトニングや、着色汚れや歯石を徹底的に除去するPMTC、ツヤと透明感のあるセラミックを歯に貼り付けるラミネートベニアなどがあります。
治療を検討する際は、見た目だけでなく、治療上のリスクやメンテナンスの費用も考慮することが大切です。前歯の審美治療が気になった方は、歯科医院で相談してみてください。
審美歯科治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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