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審美歯科治療の費用はどれくらい?保険が適用されるのかも解説

医院ブログ

2025.04.15更新

審美歯科治療の費用はどれくらい?保険が適用されるのかも解説

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

審美歯科の前後のイメージ

「審美歯科は高いのではないか?」「審美歯科を保険で受けられないか」など、審美歯科の治療費について気になっている方も多いかもしれません。審美歯科は、一般歯科とは異なり、歯を綺麗にすることを目的とした治療を行います。

そのため、保険が適用される治療は少なく、治療費が高額になる傾向にあります。審美歯科治療の費用相場は、どれくらいなのでしょうか?

ここでは、審美歯科治療の費用や、保険適用の可否などについて解説します。

審美歯科とは

審美歯科について説明する歯科医

歯医者は大きく分けると、一般歯科と審美歯科の2種類があります。一般歯科は、虫歯や歯周病などの歯科疾患を治療するためのものであり、審美歯科は見た目を綺麗にすることを目的としたものです。

一般歯科では、虫歯や歯周病などの症状や機能を改善することを中心とした治療を実施します。そのため、見た目の改善に関しては最低限といえます。

一方で、審美歯科は見た目を綺麗にすることを重要視した治療です。具体的には、ホワイトニングや歯並びを綺麗にするための歯列矯正などが挙げられます。

一般歯科と審美歯科のどちらの治療を行う歯科医院もありますが、近年では審美歯科のみを扱う歯科医院も増えています。

審美歯科治療に保険は適用される?

審美歯科治療に保険は適用されるか考えるイメージ

結論から言うと、審美歯科治療は基本的に保険の適用外です。

保険診療は、病気やケガを改善することを目的とした治療のみが対象です。治療方法や治療範囲、使用する薬剤や量などは、公的に決められています。治療費用も決められているため、基本的にどの病院で治療を受けても同じ費用になります。

一方で、保険が適用されない治療は、自由診療と呼ばれています。自由診療には、治療方法や使用する薬剤に制限がありません。そのため、最新の技術を用いた治療を受けることができ、患者さまの希望に沿った治療を受けられます。

ただし、保険が適用されなければ費用は全額患者さまの自己負担になるため、費用は保険診療よりも高額になります。

審美歯科治療の費用

審美歯科の費用のイメージ

審美歯科にはさまざまな治療があり、治療内容ごとに費用が異なります。また、自由診療なので歯科医院が費用を自由に決定することができます。同じ施術でも、歯科医院によって費用に違いが生じます。

ここからは、審美歯科治療の主な治療法別の、費用相場を解説します。

ホワイトニング

ホワイトニングは、黄ばんだ歯を白くするための治療です。オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングの3種類があります。

オフィスホワイトニング

費用相場は、1回あたり1万円~7万円です。

歯科医院で専用の薬剤を歯に塗布し、ライトを当てることで歯を白くする治療です。高濃度の薬剤を使用するため、一度でも効果を実感しやすいという特徴があります。

効果の持続期間は3~6カ月程度です。

ホームホワイトニング

費用相場は、3万円~5万円です。

歯科医院でマウスピースを作成し、自宅でマウスピースに薬剤を塗布して装着するホワイトニング方法です。マウスピースの装着時間は1日1~2時間程度で、徐々に歯が白くなっていくため効果を実感できるまでに時間がかかります。

効果の持続期間は半年~1年ほどです。

デュアルホワイトニング

費用相場は、5万円~8万円です。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。オフィスホワイトニングによって早い段階で効果を実感でき、ホームホワイトニングによってホワイトニング効果の持続期間を長くできます。

効果の持続期間は1~2年ほどです。

クリーニング

費用相場は、5,000円~1万円ほどです。

日常の歯磨きでは取り除ききれない歯垢やプラーク(歯石)を除去します。審美目的の場合は、歯の着色汚れなども丁寧に除去していきます。ホワイトニングのように歯を漂白する効果はありませんが、歯が持つ本来の白さを取り戻せます。

歯列矯正

歯並びを綺麗に整えるための歯列矯正は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の2種類があります。それぞれの矯正方法の特徴と費用は、以下の通りです。

ワイヤー矯正

費用相場は、表側矯正で60万円~100万円、裏側矯正80万円~150万円です。

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して負荷をかけることで歯を徐々に動かしていく方法です。ブラケットを表側につける治療を表側矯正といい、矯正装置が目立ちますが費用を抑えられます。

一方で、裏側矯正は歯の裏側に矯正装置を取り付ける方法です。矯正装置が目立ちにくくなる反面、高度な技術と知識が必要なため費用が高額になります。

マウスピース矯正

費用相場は、50万円~120万円です。

マウスピースを1日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいマウスピースへ交換することで歯を動かしていく方法です。マウスピースは透明なので矯正をしていることが目立ちにくく、取り外せるので食事や歯磨きの負担がないというメリットがあります。

セラミック治療

虫歯などで歯を削った場合の詰め物(インレー)や、歯が欠損した部分に被せる被せ物(クラウン)の治療です。セラミックは陶器で作られた素材で、保険診療の銀歯や白いプラスチック材よりも天然歯に近い色やツヤを再現でき、自然な仕上がりになります。

セラミック治療で使用される素材は複数あり、費用と特徴が異なります。

オールセラミック

費用相場は、詰め物(インレー)で5万円~8万円、被せ物(クラウン)で8万円~20万円です。

セラミックのみで作られており、セラミック素材の中でも高い審美性を誇ります。透明感やツヤ、色調が天然歯と比べても見劣りなく、美しい見た目を求める方に選ばれています。

ただし、強い衝撃を受けると破損するリスクがあります。

ジルコニア

費用相場は、詰め物(インレー)で4万円~7万円、被せ物(クラウン)で10万円~20万円です。

ジルコニアは、人工ダイヤモンドと言われるほどの強度の高さを誇るセラミックです。セラミックの中でも強度が高いため、奥歯や歯ぎしり・食いしばりの癖がある場合などの治療に使用することが多いです。

しかし、オールセラミックに比べると透明感が劣ります。

ハイブリッドセラミック

費用相場は、詰め物(インレー)で3万円~4万円、被せ物(クラウン)で4万円~10万円です。

歯科用ブラスチックとセラミックを組み合わせた素材で、費用をもっとも抑えられる素材です。自然な見た目に仕上がりますが、他のセラミックと比べると強度に劣るので経年劣化する可能性があります。

メタルボンド

費用相場は、8万円~15万円です。

内側が金属で外側がセラミックに覆われた素材で、被せ物(クラウン)の治療でのみ使用されます。金属により強度が高まり、奥歯の治療に選ばれることが多いです。

ただし、金属を使用しているため、経年劣化で金属が溶け出すことや金属アレルギーのリスクがあります。

ラミネートベニア

費用相場は、9万円~15万円です。

歯の表面を薄く削り、色や形を綺麗に整える治療です。削った表面には薄いセラミックのシェルを貼り付けるため、歯の黄ばみを改善しながら自然な綺麗な色に仕上げられます。軽度の歯並びの改善のために実施されるケースもあります。

審美歯科治療にかかった費用は医療費控除の対象?

審美歯科治療の費用は医療費控除の対象か考えるイメージ

年間の医療費が一定額を超えた場合、医療費控除を受けることができます。基本的には10万円、その年の総所得金額が200万円未満の人は、総所得の5パーセントの金額を超えた場合に対象になります。

審美歯科治療の費用も、場合によっては医療費控除の対象になります。医療費控除の対象になるのは、見た目だけではなく機能性の回復も兼ねた治療であるケースです。

例えば、虫歯治療で歯の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)が必要になった場合、保険診療の素材ではなくセラミックを選んでも機能性を取り戻すことが目的に含まれます。こうした場合は、医療費控除の対象になる可能性があります。

一方で、ホワイトニングなどは、医療費控除の対象にはなりません。医療費控除の対象になるかどうか知りたい場合は、治療の際に歯科医師へご確認ください。

まとめ

審美歯科で綺麗な歯になって笑顔の女性

審美歯科には、ホワイトニングや歯列矯正、セラミック治療などさまざまな治療方法があり、口元の美しさを向上することができる治療が中心になります。そのため、保険が適用されず、治療費は保険診療よりも高額になります。

しかし、場合によっては医療費控除を受けられることもあるため、歯科医師に相談してみましょう。

審美歯科を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。

投稿者: きたむら歯科経堂

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