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インプラント治療は痛い?痛みが生じるタイミングや緩和させる方法

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2025.01.28更新

インプラント治療は痛い?痛みが生じるタイミングや緩和させる方法

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

インプラント治療のイメージ

インプラント治療は、失った歯を補う治療法です。顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着します。自分の歯のように快適に使用できることから、近年多くの方に選ばれています。

インプラント治療を希望する方にとって、気になることの一つに治療時の痛みがあげられるのではないでしょうか。

今回は、インプラント治療は痛いのか解説します。痛みが生じるタイミングや緩和させる方法についても解説しますので、インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療の仕組み

インプラントの構造のイメージ

インプラント治療は、人工歯根を顎の骨に直接埋め込み、上部に人工歯を取り付けて、失った歯の機能と見た目を回復させる治療です。インプラント体という人工歯根を顎の骨に埋め込むため、外科手術が必要になります。

インプラントの構造

インプラントは、人工歯根、人工歯、これらの接続部分にあたるアバットメントで成り立っています。人工歯根の上にアバットメントを取り付け、その上にセラミックやジルコニアなどの人工歯を装着します。

人工歯根はチタン製のものが使用されることが多く、顎の骨と結合しやすい性質を持ちます。また、異物反応を起こしにくいため、アレルギー体質の方でも安心して使用できるでしょう。

インプラント手術の流れ

インプラント手術には1回法と2回法があり、2回法で行われることが多いです。2回法は2回の手術を必要とします。

2回法では、はじめに一次手術を行います。歯茎を切開して、顎の骨を露出させ、インプラント体を埋入します。埋め込んだインプラント体の上に歯茎をかぶせて縫合し、顎の骨と結合するのを待ちます。

インプラント体が顎の骨と結合するのを確認したら、再び歯茎を切開し、一次手術で埋め込んだインプラント体を露出させます。そして、人工歯を装着するためのアバットメントを取り付けます。その後、人工歯を作製し、装着します。

インプラント治療は痛い?

インプラント治療で痛みを感じている女性

インプラント治療の外科手術は、局所麻酔をしっかり効かせた状態で行うので、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。

ただし、麻酔の効き方には個人差があります。麻酔が効いてくるまでに時間がかかる方、麻酔が切れるのが早い方などがいます。手術中に少しでも痛みを感じたら、歯科医師や歯科衛生士に伝えましょう。追加で麻酔をします。

麻酔がしっかり効いたことを確認してから外科手術を行うので、安心してください。

麻酔をするときは痛い?

インプラント治療で使用する局所麻酔は、注射で行います。そのため、歯茎に注射針を刺すときに、多少の痛みを感じることがあるかもしれません。歯科医院では、麻酔時の不快感や痛みを軽減するために、次のような工夫をしています。

表面麻酔

注射針を刺すときに痛みを感じにくいよう、歯茎にクリーム状の表面麻酔を塗布して、感覚を鈍らせてから、麻酔を行います。

極細の注射針

極細の注射針を使うことで、針を刺すときの痛みを軽減させます。歯科医院では細い針を使っているところがほとんどです。

麻酔薬の温度

注入する麻酔薬が冷たいと、痛みや不快感が生じやすくなります。注射薬を人肌程度に温めて、痛みを感じにくくしています。

骨造成手術は痛い?

インプラント治療では、顎の骨の量が足りないときに、骨造成手術を行うことがあります。骨造成手術は、インプラント体を埋入する前に行う場合と、インプラント体の埋入と同時に行う場合があります。

骨造成手術は痛みがあるのかという点が気になるかと思いますが、骨造成手術も局所麻酔をしっかり効かせて行うので、痛みを感じることはほとんどありません。

ただし、術後には腫れや痛みが起こることが多いです。痛み止めや抗生物質を服用して過ごします。痛みは2日〜10日くらい続くことがありますので、安静に過ごせるように計画を立てておきましょう。

インプラント治療で痛みが生じやすいタイミング

インプラント治療で痛みが生じやすいタイミングのイメージ

インプラント治療において痛みが生じやすいタイミングについて解説します。

麻酔が切れたあと

最も痛みが生じやすいタイミングは、麻酔が切れたあとです。術後の痛みは個人差が大きく、痛みがあまり出ない方もいます。麻酔が切れてから徐々に痛みだし、ピークは術後2〜3日です。1週間程度で落ち着いてくるので、安静にして過ごしましょう。

抜糸したあと

インプラント手術後、1週間〜10日程度で歯茎を縫い合わせている糸を取り除きます。抜糸をするとき、人によってはチクチクした痛みを感じることがあります。数分で終わる処置ですので、それほどつらくなく終わるでしょう。

待機期間中

インプラント体を埋め込んだら、顎の骨と結合するまでしばらく待つ必要があります。何も問題なければ、待機期間中に痛みを感じることはありませんが、傷口に強い刺激が加わると、痛みを感じることがあります。

傷口が塞がるまで1ヶ月程度は刺激を与えないよう、食事や歯磨きをするときには注意しましょう。

インプラント治療が終了してから

インプラント治療が終了し、数年経ってから痛みが生じることもあります。この場合は、インプラント周囲炎を引き起こしている可能性があります。インプラント周囲炎とは、インプラントの周辺組織が炎症を起こしている状態のことです。

インプラント周囲炎は初期の段階では痛みを感じにくいですが、進行すると歯茎の腫れや出血、痛みなどの症状がみられるようになります。インプラントが脱落する恐れもあるので、早めに歯科医院を受診して治療を受けましょう。

インプラント治療で痛みが生じたときの対処法

インプラント治療で痛みが生じ歯科医院を受診する女性

インプラント治療では、麻酔が切れたあと数日は最も痛みが生じやすくなっています。治療後、痛みが生じた場合には、次のように対処するのが良いでしょう。また次の項でご紹介する、痛みの緩和方法も参考にしてください。

痛み止めを服用する

インプラント治療後に痛みがあるときは、歯科医院で処方された痛み止めを服用しましょう。痛み止めを服用するときは、用法・用量を守り、飲み過ぎることのないようにしてください。

歯科医院を受診する

インプラント治療後は、2〜3日をピークに痛みが出る可能性があります。通常1週間〜10日程度で治まることがほとんどですが、痛みが強くなる場合や耐えられないほどの痛みがある場合は、何らかのトラブルが起こっている可能性があります。

そのような症状が見られる場合には、歯科医院に連絡し、受診するようにしましょう。

インプラント治療の痛みを緩和させるには

インプラント治療の痛みを緩和させるために安静に過ごす女性の後ろ姿

インプラント治療で発生した痛みを緩和させるには、次のような方法があります。特に術後の痛みに効果的な緩和方法をご紹介します。

患部を冷やす

痛みが出ている部分を冷やすことで、痛みが緩和されることがあります。頬の外側から冷やしたタオルや冷却シートを当てるようにしましょう。冷やしすぎると、かえって痛みが増すことがありますので、氷を口内に含むなどはしないようにしましょう。

運動や入浴を控える

血流が良くなると、痛みが増すことがあります。激しい運動は控え、お風呂はシャワー程度で済ませるようにしましょう。

安静にして過ごす

術後はとにかく安静に過ごすことが最も大切です。安静に過ごすことで痛みが起こりにくくなります。インプラントの手術の前後は、予定をあまり入れないようにしておきましょう。

まとめ

インプラント治療の痛みがなく食事を楽しむ夫婦

インプラント治療では外科手術が必要なので、痛みがあるのではないかと不安に感じることがあるかもしれません。

インプラント治療の手術自体は、麻酔をしたうえで行います。そのため、痛みを感じることはほとんどないでしょう。術中に少しでも痛みや違和感があったら、我慢せずに歯科医師に伝えましょう。

ただし、術後、麻酔が切れると、痛みが出る可能性があります。術後の痛みは1週間〜10日程度で治まることがほとんどです。痛みが強いときは、痛み止めを服用し、安静に過ごすようにしましょう。

インプラント治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。

投稿者: きたむら歯科経堂

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