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マウスピース矯正の費用はいくら?相場・内訳・費用を抑えるポイントも

医院ブログ

2025.08.12更新

マウスピース矯正の費用はいくら?相場・内訳・費用を抑えるポイントも

こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。

マウスピース矯正の費用について説明する歯科医師

マウスピース矯正は、歯並びを整えるための選択肢として近年注目されています。ワイヤー矯正と比べて目立ちにくく、取り外しが可能という利便性から、多くの人に選ばれるようになってきました。

しかし、いざ治療を始めようとすると「費用はどのくらいかかるの?」といった疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、マウスピース矯正の費用に関する不安や疑問を解消するため、治療費の相場や内訳、治療中に追加費用が発生するケースまで詳しく解説していきます。また、できるだけ費用を抑えて矯正治療を受けるためのポイントもご紹介します。

自分に合った治療を選ぶための参考として、ぜひ最後までご覧ください。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正の装置を手に持って笑顔の女性

マウスピース矯正とは、透明な樹脂製のマウスピース(アライナー)を使って歯を徐々に動かしていく歯列矯正の方法です。

金属製のブラケットやワイヤーを使用した矯正治療(ワイヤー矯正)と比べて目立ちにくいことが大きな特徴です。そのため、接客業や人前に出る仕事をしている方にも人気があります。

患者さまごとにオーダーメイドで作成された複数のマウスピースを定期的に交換しながら、少しずつ理想の歯並びへと誘導していきます。通常、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換して治療を進めるため、通院回数も少ないのが利点です。

また、食事や歯磨きの際には取り外すことができ、衛生面でも優れています。

軽度な歯列の乱れから中程度の矯正まで対応可能ですが、重度の歯並びや骨格的な問題がある場合には、ワイヤー矯正の併用が必要になることもあります。

マウスピース矯正の費用相場と内訳

マウスピース矯正の費用相場と内訳のイメージ

マウスピース矯正にかかる費用は、治療の難易度や選択するブランド、治療期間、通院するクリニックの料金体系などによって大きく異なります。

また、総額が提示されている場合、その中に何が含まれているのかを事前に把握しておくことが重要です。ここでは、マウスピース矯正の費用相場や内訳について詳しく確認しましょう。

マウスピース矯正の費用相場

マウスピース矯正にかかる費用は、部分矯正であれば30万円〜50万円程度、全体矯正であれば60万円〜100万円ほどが一般的です。

ただし、使用するマウスピースの種類や枚数によって、費用は変動します。実際にいくらかかるのかは、事前に歯科医師に確認しましょう。

費用の主な内訳

マウスピース矯正の費用には、以下のような項目が含まれます。矯正を始める前に、何にいくらかかるのか、どのタイミングで発生するのかなどは確認しておきましょう。

カウンセリング料・精密検査料

初診時に、カウンセリング料やレントゲン撮影や口腔内スキャンなどの精密検査料がかかることがあります。カウンセリングは無料のところもありますが、検査料と合わせて1万円〜5万円程度かかる場合もあります。

マウスピースの作製費用

次に、矯正装置であるマウスピースの作製費用がかかります。これは治療の中心となる部分で、費用全体の多くを占めます。

通院費用

通院ごとの調整料が、月に1回〜2回で数千円〜1万円ほどかかります。治療にかかる費用を一括で支払うトータルフィー制度を採用している場合、不要なケースもあります。

保定期間にかかる費用

治療完了後の保定装置(リテーナー)にも、別途費用が発生する場合があります。保定装置の費用は2万円〜6万円ほどが目安でしょう。

また、保定期間中も定期的に通院する必要があり、1回あたり3,000円〜1万円ほどかかります。

マウスピース矯正は保険適用の対象になる?

マウスピース矯正は保険適用の対象になるのか疑問に思う若い男女

一般的に、歯科矯正は保険が適用されない自費治療とされます。

しかし、例外的に保険が適用されるケースも存在します。例えば、唇顎口蓋裂や顎変形症などの疾患や重度の咬合異常を伴うケースでは、特定の医療機関で治療を受けることで、保険が適用される場合があります。

これらの場合、保険診療内で矯正治療が可能ですが、一般的なマウスピース矯正は対象外であることがほとんどです。保険が適用されるかどうかは医師の診断によるため、まずは相談してみるとよいでしょう。

マウスピース矯正中に追加で費用が発生するケース

再作製したマウスピース矯正の装置を手に持つ女性

マウスピース矯正を検討する上で見落とされやすいのが、治療中に発生する追加費用の存在です。初期費用だけで全てが完結すると思いがちですが、実際には治療の進行状況や患者さまの行動、計画の変更などによって、予期せぬ出費が発生することもあります。

費用のトラブルを避けるためには、契約時に含まれている費用の範囲と、別途かかる可能性がある費用を明確に把握しておくことが重要です。ここでは、よくある追加費用の発生原因について解説します。

マウスピースの再作製にかかる費用

マウスピースは薄くて軽い素材で作られているため、破損・変形したり紛失したりすることがあります。特に、外出時の持ち運びや食事の際に外したタイミングで紛失するケースは少なくありません。

このような場合、新たにマウスピースを作り直す必要があり、1枚あたり数千円から1万円前後の再発行費用がかかることがあります。

一部のクリニックでは、紛失や破損が発生した際の再作製費用が治療費に含まれている場合もあります。事前に契約内容を確認しておきましょう。

治療計画の変更や延長に伴う費用

治療中に歯の動きが予想通りに進まなかった場合や、装着時間が不十分で計画通りに効果が得られなかった場合などには、治療計画が見直されることがあります。このような場合、追加のマウスピースが必要になったり再評価が行われたりして、追加料金が発生することがあります。

特に、治療期間の延長によってマウスピースの枚数が増えると、その分だけ製作費用や調整料も上乗せされます。トラブルを防ぐためにも、契約前に計画変更時の追加費用が明示されているかを確認することが大切です。

リテーナー(保定装置)に関する費用

矯正治療が完了した後は、歯の後戻りを防ぐためにリテーナーと呼ばれる保定装置を一定期間装着する必要があります。このリテーナーも治療費に含まれていない場合があり、別途1万円〜5万円程度かかることがあります。

また、リテーナーも消耗品であるため、破損や紛失が起これば再作製が必要です。保定期間は数か月〜数年に及ぶため、メンテナンスや再作製を含めた費用も考慮しておきましょう。

マウスピース矯正の費用を抑えるためのポイント

医療費控除のイメージ

矯正治療は基本的に自費診療で、全額自己負担になるため費用の負担が大きくなりやすいです。

しかし、負担を抑えることも可能です。ここでは、治療を受けながら無理なく費用を抑えるためのポイントをいくつか紹介します。

複数のクリニックで見積もりをとる

マウスピース矯正の費用・プランはクリニックごとに異なるため、複数の医院でカウンセリングを受け、見積もりを比較することが重要です。例えば、同じ症例であっても30万円台で済むところもあれば、80万円を超えるケースもあるでしょう。

ただし、価格だけではなく、治療期間や通院頻度、追加費用の有無、提供されるケアなども含めて検討しましょう。相場より極端に安い場合、理想の歯列を目指せない可能性もあります。

部分矯正を検討する

歯列全体ではなく、前歯の隙間や少しの歪みなど軽度な問題であれば、部分矯正を選ぶことでも費用を抑えられます。部分矯正は使用するマウスピースの枚数が少なく、治療期間も短いため、総額が20万円〜40万円程度で収まるケースもあります。

ただし、部分矯正では対応できない症例もあります。治療前に歯科医師としっかり相談し、将来的に問題が起きないような計画を立てることが重要です。

医療費控除を活用する

マウスピース矯正の費用は高額になりがちですが、医療費控除を活用すれば実質的な負担を減らすことができます。年間で10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告を行うことで所得税の一部が還付されます。家族分も合算できるため、家計全体での節税対策になります。

まとめ

キャンプを楽しむ男女

マウスピース矯正は、目立ちにくく快適に歯列を整えられる魅力的な治療法ですが、費用が高額になる点は見逃せません。一般的な費用相場は30万円〜100万円程度で、治療内容や使用するブランド、クリニックによって大きな差があります。

また、装置の再作製や治療の延長、リテーナーなどによって追加費用がかかるケースもあるため、事前に内訳をしっかり確認しておくことが大切です。

費用を抑えるためには、複数のクリニックで見積もりを取ったり部分矯正を検討したりすることが重要です。さらに、医療費控除の活用も視野に入れることで、経済的な負担を軽減できます。

治療を始める前の情報収集を怠らず、信頼できる医療機関を選ぶことが、納得のいく矯正治療への第一歩となるでしょう。

マウスピース矯正を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。

当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。

投稿者: きたむら歯科経堂

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