2025.02.04更新
マウスピース矯正の種類5つを徹底紹介!それぞれの費用と期間の目安も
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
目立ちにくい矯正方法としてマウスピース矯正を選ぶ方も多いですが、実はマウスピース矯正には複数の種類があり、それぞれ特徴や費用などが異なります。自分に合ったマウスピース矯正を選択するためには、種類ごとの特徴を知る必要があります。
この記事では、マウスピース矯正の種類や、それぞれの特徴や費用、治療期間などを解説します。
マウスピース矯正の種類5つ
マウスピース矯正にはさまざまな種類があり、種類ごとに特徴や治療範囲が異なります。ここでは、主なマウスピースの種類をご紹介します。
インビザライン
インビザラインは世界的に有名なマウスピース矯正システムであり、日本の多くの歯科医院で採用されています。専用の3Dスキャナーで歯型を取り、歯の動きを細かくシミュレーションした治療計画を基に歯列矯正を行います。
他のマウスピース矯正とは異なり、インビザラインは歯型取りが一度という特徴があります。また、インビザラインではスキャナーでシミュレーションを行うため、多くの症例への対応が可能です。
マウスピース矯正は軽度の歯列不正のみに対応していることが多いですが、インビザラインは重度の歯列不正でも対応できる場合があります。
クリアコレクト
クリアコレクトは、インプラントで有名なスイスの会社が開発したマウスピース矯正システムです。インビザラインと同様に3Dシミュレーションを行えるため、軽度の歯列不正や部分矯正だけではなく、重度の歯列不正にも対応することができます。
他のマウスピースとは異なり、歯茎を覆うような形に作られています。また、インビザラインよりも費用が安めに設定されていることが多いという特徴があります。
アソアライナー
アソアライナーは、日本のマウスピース矯正メーカーが作成している矯正装置です。マウスピースの作成が日本国内で行われているため、マウスピースの作成時間を短縮でき、治療を早く始めることができます。
アソアライナーは軽度の症例に対応しており、前歯の部分矯正や、矯正の後戻り改善などで利用されることが多いです。患者さまの口腔内の状態に応じ、ソフト・ミディアム・ハードの3タイプの硬さのマウスピースが使用されます。
キレイライン
キレイラインは、低価格で手軽にマウスピース矯正ができるという特徴があります。前歯の部分矯正を対象にしており、すきっ歯や軽度の出っ歯などを改善できる可能性があります。
また、キレイラインは他の矯正方法とは異なり、患者さま自身で治療回数を決めることができます。そのため、自分が満足したところで治療を終えられます。
ただし、歯全体を大きく動かすような症例には対応できません。
ホワイトライン
ホワイトラインもキレイラインと同様に、前歯の軽度の部分矯正が対象になります。日本のマウスピース矯正メーカーがマウスピースの作成を行うため、早く矯正治療を開始できるという特徴があります。そのため、できるだけ早く矯正治療を開始したい方に選ばれています。
マウスピース矯正の種類別の費用と期間の目安
マウスピース矯正は種類ごとに特徴が異なりますが、費用や治療期間の目安にも違いがあります。それぞれの費用や治療期間の目安についてみていきましょう。
インビザライン
インビザラインは対応症例が幅広いため、口腔内の状態によって費用や治療期間が異なりますが、目安は30万~120万円ほどです。部分矯正や軽度の不正歯列の場合は費用が安くなりますが、重度の不正歯列になると高額になります。
治療期間は2年~3年が目安ですが、部分矯正であれば6カ月~1年ほどで終えられることもあります。
クリアコレクト
クリアコレクトも対応症例が幅広いため、費用や治療期間に幅があります。30万~70万円程度が相場で、治療期間は全体矯正で1~2年半、部分矯正で4~6カ月が目安とされています。インビザラインよりもクリアコレクトは費用が安く設定されるケースが多いです。
アソアライナー
アソアライナーの費用は20万~60万円が目安で、治療期間は3カ月~1年ほどで終えられます。アソアライナーは軽度の症例にのみ対応しているため、費用や治療期間を抑えることができます。
キレイライン
キレイラインの費用は20万~40万円が目安で、治療期間は5カ月~1年ほどで終えられることが多いです。1回コースや5回コースなど回数コースになっており、回数が増えるほど費用が増えて治療期間も長くなります。
前歯などの部分矯正が対象になるため、治療期間が基本的には短いという特徴があります。
ホワイトライン
ホワイトラインの費用は20万~50万円が目安です。プラン制になっているため、1回きりのプランであれば3~4万円で始めることもできます。
コースの回数が増えるほど費用は高くなり、治療期間も長くなります。治療期間は、3カ月~1年になることが多いです。
マウスピース矯正の種類の選び方
紹介してきたように、マウスピース矯正にはさまざまな種類があるため矯正方法選びで悩んでしまう方もいるでしょう。マウスピース矯正を選ぶ際には、次のポイントを考慮すると良いでしょう。
歯並びの状態と対応症例
マウスピース矯正は、種類によって対応している症例が異なります。インビザラインやクリアコレクトは幅広い症例に対応していますが、アソアライナーやキレイライン、ホワイトラインは軽度の症例や前歯にのみ対応しています。
まずは、自分の歯並びに対応しているマウスピース矯正に絞るところから始めましょう。歯科医院で精密検査を受けて、歯や骨の状態を確認してもらえば、どの矯正方法が自分に合っているかわかります。
費用
自分の予算に合った矯正方法を選ぶことも大切です。インビザラインやクリアコレクトは対応症例が幅広い分、高額になる傾向にあります。キレイラインやホワイトライン、アソアライナーは対応症例が狭くなるものの、手頃な費用で矯正することができます。
また、歯科医院ごとに費用設定も異なるため、歯科医院ごとの費用も比較すると良いでしょう。
治療期間
マウスピース矯正の治療期間は、症例や種類によって異なります。仕事や学校、イベントなど、治療を終えておきたいスケジュールが決まっている場合は、治療期間もマウスピース矯正の種類選びの際に考慮すると良いでしょう。
歯科医院での取り扱い
マウスピース矯正の種類はさまざまですが、全ての種類をどの歯科医院も取り扱っているというわけではありません。歯科医院によっては希望するマウスピース矯正の種類が取り扱われていないこともあるでしょう。
インビザラインは多くの歯科医院で取り扱われていますが、それ以外のマウスピース矯正に関しては取り扱われていない可能性もあります。そのため、事前に歯科医院で取り扱われている種類を調べておきましょう。
マウスピース矯正以外の矯正方法について
マウスピース矯正以外の矯正方法には、ワイヤー矯正があります。ワイヤー矯正は、ブラケットという装置を歯に接着し、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく方法です。
ワイヤー矯正は幅広い症例に対応しており、重度の歯列不正も矯正できる可能性があります。一般的なワイヤー矯正は目立ちますが、裏側矯正や目立ちにくい素材のブラケットを選択すれば、ワイヤー矯正でも目立ちにくい矯正治療が可能です。
また、セラミックなどの被せ物やラミネートベニアで見た目を改善するという方法もあります。短期間で見た目を綺麗にできますが、健康な歯を削る必要がある点がデメリットといえます。
まとめ
マウスピース矯正にはさまざまな種類があり、種類ごとに対応している症例や費用、治療期間などが異なります。自分の歯並びや予算に合うマウスピース矯正の種類を選ぶべきですが、歯科医院ごとにマウスピースの種類の取り扱いや費用設定に違いがあります。
複数の歯科医院を比較検討し、自分に合ったマウスピース矯正の種類と歯科医院を探しましょう。
マウスピース矯正を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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