2024.09.24更新
奥歯に入れ歯が必要な理由!奥歯を失ったまま放置するリスクとは
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
奥歯は、食べ物をしっかり噛み砕くために非常に重要な役割を果たしています。虫歯や歯周病などで奥歯を失った場合、入れ歯などの適切な補綴処置を行わずに放置すると、多くのリスクを伴います。
見えない場所だからといって放置すると、さまざまな悪影響を及ぼす可能性があるのです。
この記事では、奥歯に入れ歯が必要な理由と奥歯を失ったままにするリスク、入れ歯のメリット・デメリットや費用について解説します。
奥歯に入れ歯が必要な理由
奥歯に入れ歯が必要な理由は、以下の通りです。
噛む力を分散できる
奥歯は、食べ物を噛み砕く際に重要な役割を果たしています。そのため、咀嚼の際には強い噛む力がかかり続けています。
奥歯を失った状態で噛むと、前歯や他の歯に過度な負担がかかり、歯並びの乱れや歯の損傷を引き起こす可能性があります。入れ歯を入れることで、噛む力が適切に分散されるようになります。
他の歯への負担を軽減でき、寿命をのばすことにもつながるのです。
他の歯への影響を防ぐ
奥歯がない状態が長期間続くと、隣接する歯がその空間に傾いたり、対合歯(噛み合う歯)が伸びたり、歯列全体に悪影響を及ぼすことがあります。口腔内のバランスが崩れ、歯周病や他の歯の損傷リスクが高まる可能性があります。
奥歯の入れ歯は、他の歯を正しい位置に保つためにも重要です。
発音や顔の形にも影響する
奥歯がなくなると、舌の位置や口腔内の空間が変化するため、発音しづらくなることがあります。また、頬の筋肉が衰えやすくなり、顔の形が変わる可能性もあります。
入れ歯を装着することで、発音や見た目に関する問題も解決できます。
全身の健康への悪影響が懸念される
奥歯を失ったまま放置すると、食べ物を十分に噛むことができず胃腸への負担が増大します。栄養の吸収が悪くなり、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
奥歯を入れ歯で補えば、食事をしっかり噛むことができ健康的な生活を送れます。
奥歯の入れ歯の種類
奥歯に入れ歯を入れる際、選べる入れ歯にはさまざまな種類があります。素材や装着方法によって、使用感や価格も異なります。
ここでは、主な奥歯の入れ歯の種類について詳しく解説します。
プラスチック製の入れ歯
保険が適用されるプラスチック製の入れ歯は、安価に作れるのが特徴です。プラスチック素材なので見た目や耐久性は劣りますが、コストパフォーマンスに優れています。
厚みがあるため、装着感に違和感を覚えることがあります。
金属床義歯
金属床義歯は、金属を使って床を薄く作った入れ歯です。強度が高く、長期間使用できる耐久性を持っています。薄いため装着時の違和感を軽減できます。
熱伝導性が良く、食べ物や飲み物の温度を感じやすいこともメリットでしょう。
自費診療のため、費用が高額になることがデメリットです。一度破損すると修理が難しいことがあるため、注意して取り扱わなければなりません。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、金属のバネを使用しない、特殊な樹脂で作られた入れ歯です。見た目が自然で、他人から入れ歯だと気づかれにくいのが特徴です。金属のバネがないため、装着感も良好です。
自費診療なので費用が高額になること、プラスチック製よりもやや壊れやすいことがデメリットとして挙げられます。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーは、インプラントを数本埋め込み、その上に装着する入れ歯です。インプラントで固定されるため安定感が非常に高く、通常の入れ歯よりも強固にフィットします。
他の入れ歯と比較すると咀嚼力も強く、硬い食べ物も問題なく食べられるでしょう。また、入れ歯がずれたり外れたりする心配がありません。
インプラントを埋入する手術が必要なため治療期間が長いこと、費用が高額になることがデメリットです。
奥歯を失ったまま放置するリスク
奥歯を失ったまま放置すると、口腔内の健康だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。以下に、奥歯を失ったままにすることで生じるリスクについて詳しく解説します。
咀嚼機能が低下する
奥歯を失ったままにすると、食べ物をしっかり噛み砕くことが難しくなり、咀嚼機能が低下します。特に、硬い食べ物や繊維質の多い食材を食べることが難しくなり、食事の選択肢が限られる可能性があります。
また、噛む力が低下すると十分に咀嚼せず飲み込むようになるため、胃腸の負担が増し消化不良や胃もたれの原因にもなることがあります。
他の歯へ負担がかかる
奥歯がない状態を放置すると、他の歯に余計な負担がかかります。残った歯で噛もうとするため、前歯や反対側の奥歯に負担が集中します。この結果、他の歯がすり減ったり、歯周病が進行したりするリスクが高まります。
歯が欠けたり折れたりする可能性もあり、口腔内全体の健康を損なうことにつながるのです。
顎の骨が痩せる
歯がなくなると顎の骨が刺激を受けなくなり、徐々に吸収されて痩せてしまいます。特に、奥歯を失った場合、顎の骨が痩せるスピードが速い傾向があります。
顎の骨が痩せると、顔の輪郭が変わったり、老けた印象を与えたりすることがあります。また、顎の骨が痩せると、将来的にインプラントを希望しても治療を選択できなくなる可能性があります。
噛み合わせが悪化する
奥歯を失うと、噛み合わせのバランスが崩れて他の歯が移動することがあります。失った歯の隣の歯や反対側の歯が動いて傾くなど、歯列が乱れることがあります。
全体の噛み合わせが悪化し、頭痛や顎関節症につながる恐れがあります。
発音や会話に支障をきたす
奥歯は、発音においても重要な役割を果たしています。奥歯を失うと正確な発音ができなくなり、会話がスムーズに進まなくなることがあります。
特に、さ行やた行などの発音が難しくなることがあり、コミュニケーションに支障をきたすかもしれません。
奥歯を入れ歯にするメリット・デメリット
奥歯を失った場合、咀嚼や発音などに大きな影響を与えるため何らかの方法で補う必要があります。中でも入れ歯は、最も一般的な治療法といえるでしょう。
奥歯を入れ歯で補うメリット・デメリットを確認しましょう。
奥歯を入れ歯にするメリット
奥歯を入れ歯にするメリットは、以下の通りです。
咀嚼機能が回復する
奥歯に入れ歯を装着する最大のメリットは、咀嚼機能が回復することです。奥歯は食べ物を噛み砕く際に非常に重要な役割を担っており、失うと咀嚼機能が大幅に低下するのです。
入れ歯を使用することで、しっかりと食べ物を噛み砕けるようになり消化を助けることができます。栄養の吸収が改善され、全体的な健康にも良い影響を与えます。
噛み合わせが改善される
奥歯がない状態では、噛み合わせが不安定になり他の歯や顎に余計な負担がかかります。入れ歯を装着することで噛み合わせが正常に戻れば、他の歯や顎にかかる負担を軽減することが可能です。
また、噛み合わせが整えば顎関節症のリスクも軽減されます。
発音が向上する
奥歯がないと、特定の言葉の発音が難しくなることがあります。入れ歯を装着することで口腔内の構造が安定し、正しい発音を取り戻せます。
見た目が改善される
奥歯は見えづらい位置にありますが、それでも見た目に影響を与えます。入れ歯を使用することで、歯の欠損部分が補われ口元の形が整います。
奥歯を入れ歯にするデメリット
奥歯を入れ歯にするデメリットは、以下の通りです。
違和感や不快感がある
入れ歯は異物であるため、初めて装着すると違和感や不快感を覚える方が多いです。奥歯に装着する場合、食べ物が詰まったり発音がしづらく感じることがあるかもしれません。
慣れるまで時間がかかることも多く、最初の数週間は違和感に悩む方が珍しくありません。
メンテナンスが必要
入れ歯は定期的なメンテナンスが必要です。食べ物のカスが詰まりやすいため、毎日しっかりと清掃することが求められます。
また、長期間使用していると入れ歯のフィット感が失われてきます。定期的に歯科医院で調整・修理が必要になることがあります。
顎の骨が痩せるリスクある
入れ歯は歯根がないため、噛む力が顎の骨に伝わらず、顎の骨が徐々に痩せていくことがあります。顎の骨が痩せると入れ歯が合わなくなり、調整や作り直しが必要になる場合があります。
奥歯の入れ歯の費用目安
奥歯の入れ歯を作る際の費用は、使用する素材や治療の範囲、保険の適用有無によって大きく異なります。以下に、それぞれの費用目安を紹介します。
<奥歯の入れ歯の費用目安>
種類 |
費用 |
---|---|
保険適用の入れ歯(レジン) |
数千円から2万円程度 |
金属床義歯 |
約10万〜20万円 |
ノンクラスプデンチャー |
約10万〜30万円 |
インプラントオーバーデンチャー |
30万円以上 |
まとめ
奥歯は重要な役割を担っており、失った場合には食事の際に他の歯や顎に大きな負担がかかります。また、奥歯を失ったまま放置すると、隣接する歯が移動したり、顎の骨が痩せたりするリスクがあるため早期の対応が重要です。
入れ歯には保険適用のものや自費診療のものがあり、それぞれ費用や素材、耐久性に違いがあります。それぞれの特徴をよく理解し、歯科医師と相談しながら選択しましょう。
奥歯の入れ歯治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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2024.09.17更新
虫歯になりやすい人の特徴と対処法は?基本的な治療内容と費用
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
「毎日丁寧に歯磨きをしているのに虫歯ができるのはどうして?」といった悩みをもつ方は少なくありません。虫歯のなりやすさは、生まれつきの歯の質や食生活、生活習慣などによって左右されます。
今回は、虫歯になりやすい人の特徴と対処法について解説します。虫歯治療の内容や費用についても言及していますので、虫歯になりやすくてお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
虫歯になるメカニズム
そもそも虫歯とは、虫歯菌が出す酸によって、歯が溶かされることで起こる病気です。虫歯菌は、食べ物に含まれる糖分をエサに繁殖するため、甘いものをよく食べる人は虫歯になるリスクが高いといえます。
ただし、虫歯のなりやすさは食生活だけに左右されるものではありません。そこでここでは、虫歯になるメカニズムについて解説します。
虫歯菌
虫歯の原因は、ミュータンス菌を代表とする虫歯菌です。虫歯菌は磨き残しであるプラークに潜み、糖分を摂取した際に出す酸によって歯を溶かし、虫歯を発症させます。
ただし、虫歯菌は多くの人のお口の中に存在しているため、虫歯菌が潜んでいる=虫歯になりやすいというわけではありません。虫歯菌の動きが活発になれば、虫歯になるリスクが高まります。
つまり、餌となる糖分がお口の中に多く、さらに磨き残しが多ければ、虫歯菌にとって住み心地の良い口内環境となり、虫歯になるリスクが高まるのです。甘いものを控え、しっかり歯磨きをしてお口の中を清潔に保っていれば、虫歯を予防できるでしょう。
糖分
虫歯菌は、食べ物に含まれる糖分をエサに繁殖し、酸を作り出します。また、頻繁に間食を摂っているとお口の中が酸性に傾く時間が長くなるため、歯の再石灰化が促されず、虫歯になるリスクが高まるのです。
そのため、規則正しい食生活を心がけ、間食や甘いものを控えるのがよいでしょう。
歯の質
歯の質は一人ひとり異なり、きちんと歯磨きをしていても虫歯になりやすい人もいます。歯の質は遺伝することがあるため、ご家族のなかに虫歯になりやすい人がいる場合はご自身も虫歯になりやすいかもしれません。
虫歯になりやすい人の特徴
ここでは、虫歯になりやすい人の5つの特徴を解説します。
歯質が弱い人
きちんと歯磨きしていても、生まれつき歯の質が弱ければ虫歯になりやすいといえます。歯質とは、歯の硬さや厚さ、性質などのことです。歯の質が弱いと、虫歯菌の出す酸で歯が溶かされる可能性があるため、虫歯になるリスクが高まります。
歯並びが悪い人
歯並びが悪い人は、きちんと歯磨きをしていても磨き残しが生じやすいため、虫歯になりやすいといえます。磨き残しが増えると、虫歯菌が繁殖しやすくなるため、歯並びがよい人に比べると虫歯になるリスクが高まるのです。
そのため、歯並びが悪い人が虫歯予防をしたいなら、しっかり歯磨きをきちんとすることはもちろん、矯正治療を検討するのも選択肢のひとつです。
磨き残しが多い人
磨き残しが多いと虫歯菌が繫殖しやすくなるため、歯磨きが苦手な人や歯磨きする習慣がない人は虫歯になりやすいでしょう。
毎日歯磨きをしていても、プラークなどの汚れを落とせていなければ意味がありません。虫歯を予防するためには、歯磨きの回数よりも正しい方法で歯磨きをすることが大切です。
食生活が乱れている人
虫歯のなりやすさは、不規則な食生活によっても左右されます。以下に当てはまる場合、虫歯になりやすい人といえますので注意が必要です。
・甘いものをよく食べる
・食事の時間が決まっていない
・間食の回数が多い
・水やお茶の代わりにジュースをよく飲む
・よく噛まない・早食い
・アルコールをよく飲む
虫歯菌は糖分をエサにして繁殖するため、甘いものをよく食べる人は虫歯になりやすいといえます。食事の時間が決まっておらずダラダラと食事をする人や間食の回数が多い人、水やお茶のかわりにジュースやスポーツ飲料を飲む人も要注意です。
規則正しい食生活を送っていないことで、お口の中が酸性に傾くことが長くなると、虫歯になるリスクが高まるのです。
ダラダラと食事する人の反対で、よく噛まずに早食いの人も虫歯になりやすいといわれています。これは、よく噛まないことで唾液の分泌量が減り、お口の中に汚れが溜まりやすくなるからです。
また、アルコールには糖分が多く含まれるうえ、口内を乾燥させる作用があるため、アルコールをよく飲む習慣がある人も虫歯になりやすいでしょう。
口呼吸の人
口呼吸の人は、お口の中が乾燥しやすいため、虫歯になるリスクが高いです。また、口呼吸はお口周りの筋肉の衰えを招くことで、歯並びを悪化させる要因です。口呼吸は虫歯菌の繁殖を促し、口内環境の悪化も招くため、早急に対処する必要があるでしょう。
虫歯になりやすい人ができる対処法
ここでは、虫歯になりやすい人ができる5つの対処法を解説します。
規則正しい食生活を心がける
虫歯を予防するためには、規則正しい食生活を心がけることが大切です。具体的には、以下のことを心がけましょう。
・食事の時間を決める
・甘いものを摂りすぎない
・アルコールを控える
・食後は歯磨きもしくはうがいをする
・水分を摂る
ダラダラと食事を摂っていると、お口の中が酸性に傾く時間が長くなるため、虫歯になるリスクが高まります。特に、糖分を含む甘いものやジュースをよく摂る習慣がある人、アルコールをよく摂る人は要注意です。
間食を完全になくす必要はありませんが、食事や間食の時間は決めましょう。
甘いものやアルコールを口にしても、お口の中の汚れを洗い流せば虫歯のリスクを低減させることができます。できれば毎食後歯磨きすることが理想ですが、難しい場合はうがいをしましょう。
また、口内が乾燥すると虫歯になるリスクが高まるため、こまめに水やお茶で水分補給することも重要です。
歯磨きによるケア
虫歯を予防するためには、正しい方法で歯磨きをして磨き残しをできるだけなくすことが大切です。特に、歯ブラシが届きにくい歯と歯の間や歯と歯茎の境目、歯の重なりが大きい部分は磨き残しが生じやすいといわれています。
全体を歯ブラシで磨いたあとに、フロスや歯間ブラシ、タフトブラシを使用するとよいでしょう。
フッ素によるケア
フッ素には、歯の質を強化し、虫歯菌の働きを弱める効果があります。ふだんからフッ素入りの歯磨き粉やうがい薬、ジェルなどを使用することで、効率的に虫歯を予防できるでしょう。
口呼吸の改善
口呼吸の人は、意識的に口を閉じ、鼻で呼吸するように心がけましょう。口内の乾燥が防げると、虫歯リスクを低減できるはずです。
ただし、口呼吸の原因が鼻詰まりやアレルギーなど鼻疾患である場合は治療が必要になります。これらが原因で口呼吸になっている場合は、まずは耳鼻咽喉科を受診しましょう。
定期的なメンテナンス
虫歯を予防するためには、ご自宅でのケアに加え、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大切です。メンテナンスでは、歯のクリーニングを行います。クリーニングを受けることで、お口の中を清潔に保つことができ、虫歯の予防に効果的です。
お口全体の状態も確認してもらえるため、虫歯の早期発見にもつながります。また、患者様に合わせた歯磨き指導も行いますので、正しい歯磨き方法を習得できます。
虫歯初期の基本的な治療内容と費用
初期の虫歯は、歯の表面のエナメル質のみが溶かされた状態です。神経には達していないため、痛みなどはありません。
この段階の虫歯は範囲が狭いため、虫歯の部分を削り、レジンを詰める治療を行います。1回の治療で終わることが多く、費用は保険適用で1,500円〜3,000円程度です。
しかし、象牙質にまで虫歯が達している場合には、冷たいものがしみたり、噛むと痛みが出たりすることがあります。
象牙質にまで虫歯が進行した場合は、虫歯の部分を削り、詰め物で歯を修復する治療が必要になります。詰め物を詰めるまで2〜3回の通院が必要になり、費用は保険適用で3,000円〜1万円程度かかるのが一般的です。
重度の虫歯の基本的な治療内容と費用
重度の虫歯は、虫歯が神経にまで達している状態です。神経が炎症を起こすと、甘いものがしみたり、何もしなくてもズキズキと強い痛みが出たりします。この状態にまで進行すると、歯の神経を抜かなければ痛みはなくなりません。
麻酔をして虫歯部分を削り、炎症を起こした神経を除去してから根管内を洗浄・消毒する根管治療を行います。根管治療で根管内がきれいになったら、薬剤を詰めて土台を立て、その上に被せ物を装着して歯の機能を回復させます。
歯の根の中は複雑な形をしているため、1回の治療では終わらず、複数回の通院が必要です。平均的には3〜5回ほど通院する必要があるといわれていますが、根管治療を行っても症状が改善しない場合、治療が長期化することがあります。
特に、奥歯は歯根の本数が多いため、前歯よりも治療回数がかかるでしょう。根管治療は複数回の治療が必要になることにくわえ、土台を立てる治療も必要になるため、保険適用で1万〜2万円程度かかるのが一般的です。
まとめ
虫歯のなりやすさは、歯の質や生活習慣などによって左右されます。そのため、食生活が乱れている人や歯磨きが苦手な人、歯並びが悪い人などは虫歯になりやすいといえます。まずは、規則正しい食生活を心がけ、毎日の歯磨きで磨き残しをなくすことを心がけましょう。
また、定期的に歯科医院に通い、メンテナンスを受けることも大切です。仮に虫歯になってしまったとしても、早期に発見できれば簡単な治療で済み、費用も抑えられます。何も症状がなくても、約3〜6ヵ月に1回は検診を受けましょう。
虫歯にお悩みの方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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2024.09.10更新
歯周病菌とは?大人から子どもにうつる?歯周病が引き起こす怖い病気とは
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
歯周病は、口腔内に歯周病菌が繁殖して感染することにより引き起こされる疾患です。お子さまが身近にいる方は、大人から子どもに歯周病がうつるのかも気になるのではないでしょうか。
今回は、歯周病の原因となる歯周病菌について解説するとともに、歯周病の症状や予防・改善方法についてもまとめています。ぜひ、最後までご覧ください。
歯周病菌とは?
歯周病菌とは、歯周病の発症・進行に関与する細菌の総称です。歯周病を引き起こす細菌には、アクチノバチルスやアクチノマイセテムコミタンス(A.A菌)、ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)などが挙げられます。
歯周病菌は酸素を嫌う性質があるため、歯と歯茎の境目の歯周ポケットに棲みつきます。歯周病菌が増殖すると歯周ポケットは深くなり、さらに歯周病菌が好む環境になるでしょう。
歯周病は歯肉の腫れなどの症状を引き起こし、放置すると最終的には歯槽骨が破壊される恐れもあります。
上述した以外にも歯周病菌にはたくさんの種類があり、中でも歯周病を発症しやすい3種類の細菌のことをレッドコンプレックスと呼びます。ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌)、トレポネーマ・デンティコラ(Td菌)、タンネレラ・フォーサイセンシス(Tf菌)です。
歯周病治療では、これらの細菌を減らして症状を改善させることを目標の一つとしています。
歯周病菌の原因
歯周病菌は歯周病の発症・進行に大きな影響を及ぼす細菌で、細菌が集まり塊を形成したものをバイオフィルムと言います。歯周病菌が繁殖して口腔内にバイオフィルムを形成することで炎症を起こし、歯周病を発症させます。
歯周病菌のほとんどが嫌気性菌で酸素が苦手なため、歯と歯の隙間や歯と歯茎の隙間に生じる歯周ポケット内に多く存在しています。また、歯周病菌の侵入を防いでいる歯茎は、体の抵抗力が下がると弱まります。
抵抗力が下がって歯周病菌が血液に侵入し全身に運ばれると、様々な病気を引き起こすこともあるので注意が必要です。
歯周病菌は大人から子どもにうつる?
歯周病菌は、子どもから大人まで年齢に関係なく、会話やくしゃみの際に飛ぶ唾液や食器の共用、キスなどによりうつる恐れがあります。歯周病が直接うつるわけではなく、歯周病菌が人から人へ唾液を介して移動するのです。
また、赤ちゃんの口の中には歯周病菌が存在しません。お世話をしたりスキンシップを取ったり、話しかけたりする中で保育者の口腔細菌が移行していきます。
そのため、子どもに関わる大人の口腔内を清潔に保つことが重要です。
歯周病の症状
歯周ポケットに侵入した細菌が歯茎などに炎症を引き起こし、最終的には歯を支える骨である歯槽骨をも溶かす病気が歯周病です。初期段階では痛みなどの症状がないため、気づかないうちに進行するのが特徴です。症状を自覚する頃には、悪化していることも珍しくありません。
治療が遅れると病原菌が口腔内に広がって周囲の歯も影響を受け、最悪の場合には何本も歯が抜け落ちる可能性もある恐ろしい病気です。
歯周病の症状は、進行度によって異なります。軽度の場合、歯茎に腫れや赤みが現れる、歯磨きをした際に出血するなどの症状が現れますが、歯周病であると気付ける方は多くありません。
中等度の場合、歯磨きの際に血や膿が出たり、歯茎が退縮し始めたりします。歯茎が退縮したことで、歯と歯の間にすき間ができる場合もあるでしょう。
重度の場合、硬いものを噛むと痛みを感じる、歯がグラグラするなど、自覚できる症状が現れます。出血や排膿、細菌の増殖の影響で、口臭が発生・悪化する方も多いです。
重症化するほど歯を失う可能性が高まるので、早期発見・治療が重要な病気といえます。
歯周病が引き起こす怖い病気
歯周病の恐ろしいところは、歯周病菌が血液に入り込んで血流にのって運ばれることで、全身疾患を引き起こす原因になる点です。以下で、歯周病によって引き起こされる病気をご紹介します。
心疾患
歯周病菌などの刺激により動脈硬化を誘発する物質が出て血管が狭くなり、狭心症や心筋梗塞を起こすリスクがあります。心臓の心内膜が感染することで、細菌性心内膜炎を起こす可能性もあるでしょう。
脳梗塞
歯周病は、脳梗塞の原因にもなります。血管に入り込んだ歯周病菌が脳の血管を狭くしたり、血栓を作ったりすることで脳の血管が詰まるためです。
肺炎
口の中の細菌が肺に入り込むことによる肺炎を、誤嚥性肺炎といいます。唾液や食べ物に混ざった歯周病菌が誤って気管に入ると誤嚥性肺炎を起こしますが、命に関わることもあるでしょう。
誤嚥性肺炎を起こした患者さまの肺からは、歯周病の原因菌が高い頻度で見つかることから、歯周病と肺炎に強い関連性があるとされています。
糖尿病
歯周病の悪玉菌が増殖すると、菌から発生する炎症物質や毒素により糖尿病が悪化します。
また、歯周病と糖尿病は相互に影響を及ぼし合っていることがわかっています。歯周病を治療すると、糖尿病が改善することもあるとされているのです。
低体重児出産・早産
特に、妊娠中は歯周病に注意が必要でしょう。歯周病菌が血管を通じて胎盤に影響を及ぼし、早産や低出生体重児のリスクが高まると考えられているためです。
歯周病菌を減らす方法
歯周病を予防したり進行を食い止めたりするためには、口腔内の歯周病菌を減らすことが重要です。以下で、歯周病菌を減らす方法をご紹介します。
セルフケアを徹底する
歯周病菌は、口腔内の歯垢や歯石に含まれています。そのため、セルフケアを毎日丁寧に行い、歯垢や歯石を蓄積させないことが重要です。
歯の表面に付着したプラークなどは、歯ブラシで丁寧にブラッシングして除去しましょう。歯ブラシを小刻みに揺らしながら、1本ずつ優しく丁寧に磨いていきます。
歯と歯の間の汚れは、デンタルフロスを使用すると効果的に除去できるでしょう。フロスが歯にあたる角度を調節しながら、歯と歯の間の汚れを丁寧に落としてください。
歯と歯茎の間の汚れは、歯間ブラシを差し込んで軽く前後に動かして除去します。力を入れすぎると歯茎にダメージが加わって退縮する可能性があるため、力加減には気をつけましょう。
歯間ブラシにはサイズがあるので、歯科医師や歯科衛生士に歯茎の隙間に合うものを選んでもらうといいでしょう。
歯科医院でクリーニングを受ける
新しくできたプラークは歯磨きで取り除きやすいですが、歯石や歯周ポケット内のプラークは歯磨きで除去するのは難しいです。そのため、定期的に歯科医院を受診し、歯のクリーニングをしてもらいましょう。
プロによるクリーニングでは専用の機械を使用するため、歯周ポケット内のプラークや歯石もきれいに除去できるでしょう。歯垢を除去して歯周病の原因となる細菌の数を可能な限り減らすことをプラークコントロールと呼び、歯周病の予防や治療の中心となります。
歯周病を予防・改善する方法
歯周病を予防するには、歯周病菌を減らすためにセルフケアや歯科医院でのクリーニングを徹底することが大切です。同時に、生活習慣の改善も歯周病予防には欠かせません。
例えば、喫煙すると、タバコに含まれる有害物質によって血流が悪くなって免疫力が低下します。免疫力が低下すると細菌感染しやすくなるため、歯周病になるリスクが高まるでしょう。そのため、禁煙することで歯周病を予防できます。
また、栄養バランスを意識した食事をすることも、歯周病の予防・改善には重要です。
免疫が低いと歯周病になりやすい他、炎症が悪化する可能性もあります。免疫を高めるために大切なのが、栄養バランスの取れた食事を摂取することです。
日々の食生活が歯周病の予防や改善につながるので、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
まとめ
歯周病菌は、日常生活の様々なシーンで唾液を介して感染します。感染しないように気を付けることも重要ですが、歯科医院での定期的なクリーニングやセルフケアによってプラーク・歯石をきれいに除去して、歯周病菌を減らすことも大切でしょう。
定期的に歯科医院を受診して口腔内のチェックをしてもらうことで、歯周病の早期発見・治療につながります。もし、歯茎の腫れや痛み、出血があるなど何らかの症状に気づいた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
歯周病の治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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2024.09.03更新
親知らずの抜歯は痛い?いつまで続く?原因や対処法を解説!
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
前の歯から数えて8番目、歯列の一番奥に生えてくる親知らずは、抜歯を勧められることも珍しくありません。将来的に虫歯や歯周病などのトラブルを引き起こすことが多いため、真っすぐに生えていない親知らずは抜歯することが多いです。
しかし、親知らずの抜歯は痛いという情報を目にすることもあるでしょう。親知らずの抜歯に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、親知らずの抜歯の痛みについて詳しく解説します。
親知らずの抜歯は痛い?
親知らずの抜歯は、局所麻酔をしてから行うため術中に痛みを感じることはありません。
ただし、強い力が加わるので圧迫感を覚えたり、歯を脱臼させる音や器具の振動などに恐怖心を感じたりすることはあるかもしれません。基本的には痛みは感じないため、親しらずの抜歯を必要以上に恐れる必要はないでしょう。
親知らずの抜歯が痛いと言われる理由は、抜歯の処置が終わって麻酔が切れてきたときに傷口が痛むことがあるためです。痛みの感じ方は人それぞれですが、親知らずの抜歯後に痛みが出ることは正常な反応とも言えます。
親知らずを抜歯したときには痛み止めを処方されることが多いので、痛みがある場合は我慢せずに薬を飲んで痛みを抑えましょう。
親知らずの抜歯の痛みはいつまで続く?
親知らずの抜歯後の痛みは、2~3日で徐々に治まってくることがほとんどです。多少の違和感は残りますが、痛み止めを飲むほどの痛みはなくなるでしょう。
痛みのピークは、麻酔が切れた瞬間から2日後程度までです。ピークを過ぎたあとは傷口の治りに従って徐々に治まっていき、1週間程度で落ち着くでしょう。
また、親知らずの抜歯は腫れを伴うこともあります。痛みよりも少し遅れた抜歯後3日目程度でピークを迎えます。とくに、下顎の親知らずを抜歯した場合に痛みや腫れが強い場合が多いです。下顎は、上顎に比べて骨が硬いためです。
一般的には1~2日をピークに親知らずの抜歯後の痛みは徐々に治まりますが、中には1週間以上痛みが続くケースがあります。抜歯の際に傷口に細菌が入ってしまったことや、抜歯の際に歯ぐきの切開や骨を削る処置が必要だった場合に多く見受けられます。
また、ドライソケットと呼ばれる症状に陥った場合、痛みが長期間続くでしょう。ドライソケットとは、抜歯後の穴が血液の塊で塞がれずに骨が露出した状態を言います。
ドライソケットの場合、術後に感じていなかった痛みが3~5日ほどたってから現れることが特徴です。親知らず抜歯後1週間ほどたっても痛みが治まらない場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。
親知らずの抜歯の痛みの原因
親知らずの抜歯後の痛みの原因は、主に以下の3つです。
・外科処置のため
・細菌感染
・ドライソケット
詳しく解説します。
外科処置のため
親知らずの抜歯は、外科処置にあたります。歯を抜くだけでも、歯茎や歯の周辺の骨に刺激を与え、出血を伴うのが一般的です。歯茎や歯の周辺の骨が傷つくと、炎症反応が起きて痛みや腫れが生じます。
とくに、複雑な生え方をしている親知らずの場合は、歯茎を切開したり骨を削ったりすることもあるため、より痛みや腫れを生じやすいでしょう。痛みや腫れの原因は、出血を止めるために白血球や血小板が毛細血管に集まることです。
親知らずの生え方によっても痛みの程度は異なりますが、真っすぐ正常に生えている親知らずの場合でも、多少の痛みは伴うでしょう。
細菌感染
親知らずを抜歯した後は歯茎を縫合することもありますが、完全に抜歯窩を塞げるわけではありません。どうしても一時的に穴が開いた状態となります。そこに汚れが溜まると、細菌感染を起こして痛みが出る場合があります。
抜歯した部分を強く刺激することは避けたほうが良いですが、通常の口腔ケアはしっかりと行いましょう。口腔内の細菌の数を減らす必要があるためです。
抗生物質を処方されている場合は、きちんと服用することで細菌感染を防げます。
ドライソケット
ドライソケットとは、抜歯後の穴が塞がれずに骨が露出した状態を指します。
通常、抜歯した後の穴は血餅(けっぺい)と呼ばれる血の塊が穴を覆い、その上を歯肉が徐々に修復することで傷口が塞がります。血餅が何らかの理由で形成されなかったり、途中で取れたりした場合、ドライソケットになります。
ドライソケットで骨が露出した状態の場所に刺激が加わると、痛みを引き起こします。
抜歯した傷口は、必要以上に触らないことが重要です。強いうがいを避け、抜歯後2~3日は血流が良くなる激しい運動や飲酒、長風呂なども控えましょう。
親知らずの抜歯の痛みがつらいときの対処法
親知らずの抜歯の痛みがつらいときは、以下の対処法を試してみましょう。
・痛み止めを早めに飲む
・患部を冷やす
・ガーゼを噛む
・強くうがいをしない
・喫煙しない
・アルコールを控える
・刺激物を食べない
・歯科医院で消毒してもらう
詳しく解説します。
痛み止めを早めに飲む
親知らずの抜歯後、麻酔が切れると痛みが出やすいため、麻酔が切れる少し前に痛み止めを飲んでおくと痛みを和らげることができます。
また、親知らずの抜歯後は痛み止めと抗生剤を処方される場合がほとんどです。抗生剤は痛みがなくてもきちんと服用しましょう。口内の細菌感染を防ぐことができます。
患部を冷やす
冷却シートやアイスバックなどで患部周辺を冷やすことも有効です。患部に軽くあてることで熱を吸収して、痛みや腫れを和らげられるでしょう。
ただし、冷やしすぎると血液の循環が悪くなるため、時間を決めて冷やしてください。また、氷を口の中に入れる、保冷剤を直接当てるなど、過度な冷却は避けてください。
ガーゼを噛む
抜歯後は出血が止まるまでガーゼを軽く噛んで止血しましょう。20分ほどたっても出血が止まっていない場合は、新しいガーゼに替えます。
出血を早めに止めることで痛みを抑えられます。
強くうがいをしない
抜歯した穴は、血餅(けっぺい)と呼ばれる血液の塊ができることで治癒していきます。かさぶたのような役割を持つ血餅は、細菌から骨を守る役割も持っています。
この血液がいつまでも固まらない場合や、固まってもとれてしまった場合は、骨が露出したままで痛みが伴います。術後は少しずつ血が滲み出ることがありますが、強いうがいをしすぎると血餅が取れる可能性があるため、抜歯後は強いうがいをしないように気をつけましょう。
喫煙しない
喫煙すると血流の流れが悪くなるため、歯茎の治癒を遅らせます。喫煙習慣のある方は、術後しばらくは禁煙することで痛みを抑えられる可能性があります。
アルコールを控える
アルコールは、血管を広げて血流を促進する作用があります。抜歯後は血が固まりにくく痛みが長引く可能性があるため、抜歯当日から痛みが残っている間はアルコールを控えるようにしましょう。
刺激物を食べない
辛い食べものなどは、傷口の刺激になることがあります。血流が促進されることもあるでしょう。痛みを抑えるためには、抜歯後痛みがある間は控えるようにしましょう。
また、固い食べものも患部の刺激になるため食べないほうが良いでしょう。
歯科医院で消毒してもらう
歯科医院で消毒してもらうのも方法の一つです。抜歯後はどうしても通常通りに口腔ケアが行えなかったり、食べ物が詰まりやすかったりするので、歯科医院で患部を洗浄・消毒してもらうと良いでしょう。
こまめに経過観察してもらうことで、トラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。
親知らずの抜歯の痛みを歯医者に相談したほうがいいケース
親知らずの抜歯後は痛みを伴うことが多いですが、通常は2〜3日をピークに1週間程度で徐々に痛みは治まります。痛みが1週間以上続いている場合や、術後は痛みがなかったのに3〜5日経過してから痛みが生じてきた場合は、歯医者に相談したほうが良いでしょう。
また、腫れがひどくなったり熱を伴ったりする場合も早めに相談しましょう。ドライソケットや患部の細菌感染の可能性が考えられます。
いずれの場合も、早めに対処してもらうことで重症化を防げます。
まとめ
親知らずの抜歯後に痛みが出ることがありますが、痛みは2〜3日をピークに徐々に落ち着いていきます。傷の治りとともに徐々に治まっていき、1週間もあれば痛みはなくなるでしょう。
親知らずの抜歯後の痛みは人それぞれ異なりますが、術中は局所麻酔によって痛みを感じることはありません。親知らずの抜歯後は、処方された痛み止めや抗生剤をきちんと飲みながら様子をみることが大切です。
痛みが1週間以上続くような場合は、細菌感染やドライソケットの可能性があるため早めに歯科医院に相談しましょう。親知らずの抜歯後は、なるべく安静を心がけることで痛みを和らげることができるでしょう。
親知らずの抜歯を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています
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