2025.05.27更新
虫歯治療の費用はいくら?保険が適用されるかも解説
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
虫歯が進行すると、治療に時間がかかるだけでなく、治療費もかさみます。「虫歯治療にどのくらいの費用がかかる?」「保険は適用できるの?」など不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、虫歯の進行度ごとにかかる治療費の目安について解説します。保険が適用できる範囲や費用を抑える工夫についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
虫歯の治療にかかる費用
治療にかかる費用は、虫歯の進行度によって異なります。ここでは、虫歯の進行度に応じた治療内容と、費用の目安について解説します。
初診の場合
歯科医院を初めて受診した際には、レントゲン撮影や歯の状態の確認が行われます。初診料は3,000〜4,000円程度が目安です。治療を行う場合は、初診料に加えて治療費が発生します。
エナメル質の虫歯
初期の虫歯は、歯の表面のエナメル質が溶けた状態です。
歯の表面に小さな穴が空いた程度であれば、虫歯の部分を削ってレジン(歯科用プラスチック)の詰め物をします。穴が開くほど虫歯が進行していない場合は、フッ素を塗ってエナメル質の修復を目指すこともあります。
保険診療の場合、1本あたりの治療費は1,000〜3,000円程度です。処置時間も短く、1回〜2回程度の通院で治療が完了することが一般的です。
ただし、自費診療で審美性の高い素材(セラミックなど)を選択した場合は、1本あたり1万〜3万円程度かかります。
象牙質まで進行した虫歯
象牙質まで虫歯が進行すると、冷たいものや甘いものを口に入れたときにしみる場合があります。エナメル質の虫歯と同様に、虫歯の部分を削ってレジンで補う治療が行われます。
治療費の目安は3,000円〜1万円程度です。治療が完了するまでに、3〜4回通院が必要となるでしょう。
神経に達した虫歯
虫歯が歯の神経まで進行している場合は、根管治療が必要です。根管治療では、歯の神経や血管が含まれる根管の内部を取り除き、清掃します。
保険適用の場合、4〜5回以上通院し、1本あたり5,000円〜2万円程度の費用が必要です。自由診療の場合は2〜3回程度の通院で治療が完了し、7万〜15万円程度の費用がかかります。
根管治療後は、歯の強度を補うために土台を入れ、その上に被せ物(クラウン)を装着します。被せ物は保険適用の銀歯であれば3,000円〜4,000円程度です。見た目を重視してセラミックなどを選ぶ場合は自費診療となり、5万〜15万円程度かかることもあります。
抜歯が必要な虫歯
虫歯が大きく進行し、歯の保存が難しいと判断された場合は、抜歯が必要になることがあります。抜歯のみの費用は部位によって異なり、保険診療で1,000円〜4,000円程度です。
歯を抜いた後は、歯を補う治療が必要です。入れ歯やブリッジ、インプラントから選択します。
部分入れ歯は保険適用の場合1万〜1万5,000円程度、自由診療の場合15万〜50万円程度です。ブリッジは保険適用で1万〜3万円程度、自費診療でセラミックを使用すると10万〜20万円以上かかる場合があります。
インプラントは基本的に保険適用外となり、1本30万〜50万円が目安です。
虫歯治療に保険は適用される?
ここでは、虫歯の進行度ごとに保険診療が適用される範囲について解説します。
エナメル質から象牙質までの虫歯
エナメル質、もしくは象牙質まで進行している虫歯では、保険診療で対応できる治療が多く、安く治療を受けられます。治療に使われる素材は、保険適用で使用できるレジンが一般的です。審美性にこだわらなければ、奥歯や見えにくい部位でも保険診療で対応できます。
ただし、前歯など審美性が求められる部位で白い詰め物を希望する場合や、見た目に優れた素材セラミックを使用したい場合は、自費診療となります。
神経に達した虫歯
虫歯が神経まで進行した場合は、保険適用内での治療と自由診療での治療を選択できます。基本的には保険適用となり、ルーペ(拡大鏡)を用いて根管内をチェックして細菌を取り除きます。
自由診療で行うメリットは、検査や治療の材料を自由に使用でき、治療の精度を高められる点です。例えば、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用して根管内を鮮明に映し出し、細菌を取り残しにくくできます。
また、ラバーダムという薄いゴムのシートを治療する歯以外に被せることで、根管治療中に細菌が再び感染するのを防ぐのです。
根管治療後の詰め物や被せ物にも、保険適用の素材と自費の素材を選べます。保険適用で使用できる素材は、レジン、銀歯、プラスチックとセラミックを混合したCADCAM冠の3つです。
自由診療では、オールセラミックやジルコニアなど、見た目や耐久性に優れた素材を使用できます。
抜歯が必要な虫歯
虫歯が進行し、歯の保存が難しくなった場合は抜歯が必要です。抜歯自体は保険診療で対応できますが、抜歯後の治療は歯を補う方法によって保険適用できるかどうかが異なります。
ブリッジや部分入れ歯は保険適用のほか、審美性や快適さを重視して自由診療を選択することも可能です。歯の部分がセラミック素材でできたブリッジや、金属製のバネのない入れ歯などが選べます。
虫歯で歯を失った後にインプラント治療をする場合は自由診療となり、保険は適用されません。
自費の治療を選択するメリット
ここからは、自費で虫歯治療を行うメリットについて解説します。
自然で美しい見た目に仕上げられる
自費の治療では、詰め物や被せ物として審美性に優れたセラミックを使用できます。セラミックは陶器素材でできており、天然歯に近い透明感や質感が特徴です。
レジンの場合、周りの歯と色調が異なって目立ちやすく、経年劣化によって変色しやすいデメリットがあります。
セラミックの場合は周りの歯に合わせて色味を調整できるうえ、変色しにくいのです。また、透明感が高く前歯でも目立ちにくいオールセラミックや、強度が高く奥歯にも使用されるジルコニアなど、治療する部位に合わせて選べるのもメリットです。
長持ちしやすい
自費診療で使用されるセラミックは、耐久性が高く、長持ちしやすい素材です。種類にもよりますが、適切にメンテナンスすれば10〜15年以上使用できるとされています。
一方で、保険診療で使用される銀歯の寿命は5〜7年程度、レジンの場合は2年程度です。取れたり、劣化して歯との間に隙間が生じたりすると交換しなければなりません。
セラミックは自費のため初期費用は高額になりますが、長期的に見れば再治療の頻度が減り、結果的にコストを抑えられる可能性があります。
金属アレルギーの心配がない素材を選べる
保険診療で使用される銀歯は、口腔内の炎症や皮膚症状などの金属アレルギーを引き起こすおそれがあります。唾液によって金属の成分が溶け出して体内に入り、体が異物とみなすと、アレルギー反応を引き起こします。
金属アレルギーのない方でも、銀歯を入れた数年後にアレルギー症状が表れるケースもあるのです。
一方、自費診療では金属を一切使わないオールセラミックやジルコニアなど、金属アレルギーの心配がない素材を選べます。
治療の精度を上げられる
自費で治療する場合、保険診療のように治療に使う器材や検査器具に制約がないため、より精度の高い治療が可能です。例えば、虫歯が神経まで進行している場合、再発しないためには根管内を徹底的に清掃し、細菌を取り除く必要があります。
自由診療ではマイクロスコープを用いて細部まで確認できるため、細菌を取り残すリスクが低いのです。
また、被せ物を作製する際は、変形しにくく精密な型取りが可能なシリコンの印象材を使用します。保険診療と比べて、詰め物や被せ物自体の精度も上げられるのです。
虫歯治療の費用負担を軽減するためには
ここでは、虫歯治療にかかる費用を軽減するための方法を紹介します。
保険適用内での治療を希望する
費用を抑えたい場合は、保険適用内での治療を希望しましょう。虫歯治療は保険適用内でも十分に可能です。患者さまの状況によって異なりますが、保険適用内であれば費用の1〜3割負担で治療できます。
ただし、詰め物や被せ物をする際に使用できる素材は限られます。審美性や耐久性におけるデメリットも理解しておきましょう。
医療費控除を活用する
虫歯治療を含め、1年間の医療費が一定額を超えた場合は、医療費控除を申請できます。医療費控除とは、医療費の一部が所得税から控除される制度です。
見た目を改善する審美目的で治療した場合は医療費控除の対象となりませんが、自費診療であっても、医療費控除の対象となるケースがあります。失った歯を補う目的でセラミックを使用した場合は、機能回復が目的であるため対象になる可能性があります。
公共交通機関で通院した場合の交通費も含まれるため、領収書や医療費明細は大切に保管しておきましょう。
デンタルローンを利用する
デンタルローンとは、歯科治療で利用できるローンです。虫歯治療後にセラミック治療やインプラントを行う場合、治療費用が10万円を超えることも珍しくありません。一度に支払うのが難しい場合は、ローンを利用して少しずつ支払うのもひとつの方法です。
デンタルローンは、一般的にクレジットカードの分割払いよりも低金利で借りられるのもメリットです。
ただし、一括で支払うよりも費用がかさむことは理解しておきましょう。
定期的に検診を受ける
虫歯は初期の段階で発見して治療すれば、費用も処置内容も軽く済みます。
しかし、放置すると虫歯が進行し、根管治療や抜歯などの治療が必要となります。治療が複雑になると、費用もかさむのです。
そのため、歯のトラブルが発生しても早めに対処できるよう、定期的に歯科検診を受けましょう。初期段階で虫歯を発見できれば、軽度な治療で済ませられます。定期的に受診すれば歯のクリーニングも受けられるため、虫歯の予防にもつながります。
まとめ
虫歯が進行すると、必要な処置が増えるため、通院回数が増え、費用も高額になりやすいです。基本的な治療には保険が適用されますが、使用できる器材や歯を補うための素材には制限があります。
自費での治療は、保険適用内での治療よりも高額になりますが、詰め物や被せ物に審美性や耐久性の高い素材を使うことが可能です。費用負担を抑えるには、医療費控除を活用し、定期的に検診を受けて再発を予防しましょう。
虫歯治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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2025.05.20更新
横向きに生えた親知らずは抜歯が必要?抜く方法も
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
親知らずは、ほかの歯と違い20代前後に生えてくるため、正常に生えず、トラブルの原因になることが少なくありません。特に、横向きに生えている親知らずは、痛みや腫れ、歯並びの乱れなどさまざまな問題を引き起こすことがあります。
この記事では、親知らずが横向きに生える原因や抜歯の必要性、抜く方法、抜歯後の注意点について詳しく解説します。
親知らずが横向きに生える原因
親知らずが横向きに生える主な原因は、顎のスペース不足と生える時期の遅さにあります。
親知らず(第三大臼歯)は、ほかの永久歯がすでに生えそろったあと、10代後半から20代にかけて最後に生えてくる歯です。そのため、すでに限られたスペースの中に無理やり生えようとし、正しい方向に生える余地がなくなることが多いのです。
ここでは、親知らずが横向きに生える原因について解説します。
顎の小ささと現代人の食生活の関係
現代人は、昔に比べて顎が小さくなっているといわれています。これは、柔らかい食べ物が中心の食生活により、顎の骨の発達が不十分になりがちだからです。その結果、親知らずがまっすぐに生えるためのスペースが足りず、斜めや横向きに生えることが多くなります。
ほかの歯への影響と圧力のかかり方
親知らずの前にある第二大臼歯との距離が狭いために、親知らずがその歯を押すように成長しようとするケースもあります。これにより、親知らずが横向きに押し出されるように生えることがあるのです。
親知らずが歯茎の下に完全に埋まっていたり、一部だけが露出していたりすることも少なくありません。
遺伝的な要因
顎の大きさや歯の大きさ、歯の本数などは遺伝することがあります。両親や兄弟に横向きの親知らずがある場合、自分も同じように生える可能性があるのです。
また、歯並びや噛み合わせも関係しており、もともとの歯列のバランスが崩れていると、親知らずの生える方向に悪影響を与えることがあります。
横向きに生えた親知らずは抜歯が必要?
横向きに親知らずが生えていても、初期段階では痛みや腫れなどの症状が出ない場合があります。
しかし、知らないうちに周囲の歯を圧迫し、歯並びを乱したり、虫歯や歯周病のリスクを高めたりすることもあるため注意が必要です。そのため、親知らずが横向きに生えている場合、基本的には抜歯が必要となるケースが多いです。
横向きに生えた親知らずを放置するリスク
横向きに生えた親知らずを放置すると、以下のようなリスクがあります。
痛みや腫れの原因になることがある
横向きの親知らずは、歯茎の中に埋まっていることがあります。この状態は、水平埋伏(すいへいまいふく)と呼ばれ、炎症を起こしやすくなるのが特徴です。細菌が侵入しやすくなり、歯茎の腫れや強い痛みを引き起こすことがあります。
また、炎症が進行すると、口を開けづらくなったり、発熱を伴ったりすることもあるでしょう。「痛みも腫れもないから問題ない」と思っていても、横向きに生えている親知らずは将来的に問題を起こす可能性が高いため、症状が出る前に抜歯をすすめられることがあります。
特に、レントゲンなどで周囲の歯への影響や骨への圧迫が見られる場合は、事前に処置をしておくことでトラブルを回避できるのです。
隣接する歯に悪影響を及ぼす可能性がある
親知らずが横向きに生えていると、隣にある第二大臼歯に強い圧力をかけ続け、その歯の根が吸収されることがあります。また、親知らずは奥にあるため歯ブラシが届きにくく、清掃不良により汚れがたまると、虫歯や歯周病になるリスクが高まるのです。
放置すると健康な歯まで失うリスクが高まるため、予防的な意味でも抜歯が検討されます。
抜歯しなくてよいケースもある
横向きに生えた親知らずすべてが抜歯対象になるわけではありません。例えば、完全に歯茎や骨の中に埋まっていて、周囲の歯に影響を及ぼしていない場合などは、経過観察をするケースもあります。
また、全身疾患がある方や高齢の方でリスクが高いと判断される場合は、抜歯が見送られることもあります。
親知らずの状態は、肉眼ではわかりにくく、レントゲンやCT撮影をしないと正確に判断できません。そのため、歯科医院で検査を受け、歯科医師と相談しながら抜歯の必要性を検討することが大切です。
早期の診断と適切な対応によって、将来の歯の健康を守ることにつながります。
横向きに生えた親知らずを抜く方法
横向きに生えた親知らずの抜歯は、まっすぐ生えている親知らずと比べて処置が複雑になる傾向があります。歯茎の中に埋もれていたり、骨に覆われていたりする場合もあるため、通常の抜歯よりも時間や技術を要することが多いです。
ここでは、一般的な抜歯の流れについて詳しく解説します。
レントゲンやCTによる事前診断
まず行われるのが、親知らずの位置や向きを確認するためのレントゲン撮影やCT検査です。これにより、歯の根の長さや神経との距離、骨の状態などが明確になります。とくに神経に近い場合は、より慎重な判断が必要です。
局所麻酔による痛みの緩和
抜歯の際は局所麻酔が用いられるため、処置中に痛みを感じることはほとんどありません。麻酔がしっかり効いてから抜歯を開始するため、不安を感じている方も安心して治療に臨めます。
歯ぐきの切開と歯の分割
横向きの親知らずは歯ぐきに埋まっていることが多く、そのままでは取り出せないため、まず歯ぐきを切開して親知らずを露出させます。その後、歯を分割して小さくし、少しずつ取り出すという方法が一般的です。これにより、周囲の組織への負担を抑えることができます。
親知らずの一部が骨に覆われている場合には、専用の器具を使って骨を一部削る必要があります。この処置も麻酔下で行われるため痛みは感じにくく、術後の腫れや違和感に備えて抗生剤や鎮痛剤が処方されます。
縫合と止血処置
歯を抜いたあとは、出血を抑え、傷口を保護するために縫合(糸で縫う処置)が行われます。止血のためにガーゼをしばらく噛む必要がありますが、30分から1時間ほどで落ち着くのが一般的です。
親知らずを抜いたあとの注意点
親知らずの抜歯後は、口腔内に傷が残るため、適切なアフターケアが重要になります。処置後の過ごし方によっては、痛みや腫れが強くなったり、感染症を引き起こしたりする可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、親知らずの抜歯後に気をつけるべきポイントを詳しくご紹介します。
血を無理に止めようとしない
抜歯直後はガーゼを30分ほどしっかりと噛み、圧迫止血を行います。血がにじむのは自然な反応であり、無理にうがいをして洗い流そうとすると、かさぶたが剥がれて再び出血するおそれがあります。少量の出血は通常1日以内におさまるので、慌てずに様子を見ましょう。
刺激の強い食事は控える
傷口が完全にふさがるまでの間は、硬いものや辛いもの、熱すぎる食べ物は避けましょう。抜歯当日はやわらかいものを選び、噛むときは反対側の歯を使うようにしてください。
また、ストローの使用も避けましょう。吸う動作で血餅(けっぺい)というかさぶたが取れてしまい、ドライソケットと呼ばれる強い痛みを伴う状態になるリスクがあります。
処方された薬を指示どおりに服用する
抜歯後1〜3日は、頬が腫れたり、痛みが出たりするのが一般的です。これは体が治癒しようとしている反応です。歯科医院で処方された鎮痛剤や抗生物質を指示通りに服用すれば、ほとんどの場合で数日以内に落ち着きます。
痛みが長引く、あるいは悪化している場合は歯科医院に連絡してください。
入浴や運動は控える
抜歯当日は激しい運動や長風呂、飲酒など、血流を促す行動は避けてください。血行が良くなりすぎると、再び出血することがあります。どうしても体を温めたい場合は、短時間のシャワー程度にとどめましょう。
定期的に診察を受けて経過を確認してもらう
抜歯後、縫合した場合は1週間ほどで抜糸が行われます。抜歯した箇所が順調に回復しているかどうかを確認するためにも、歯科医師による経過観察は欠かせません。自己判断で診察をキャンセルすることなく、指示通りに通院しましょう。
まとめ
横向きに生えた親知らずは、隣の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼす可能性が高いため、抜歯が推奨されるケースが多くあります。抜歯の方法や注意点を把握し、信頼できる歯科医師のもとで適切な処置を受けることが大切です。
親知らずの治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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2025.05.19更新
日曜日の診療について
現在日曜日にお休みをいただいております
再開の目途が立ちましたらご案内差し上げます
ご利用頂いています患者様には大変ご不便をおかけしますが、宜しくお願い致します
投稿者:
2025.05.13更新
インプラント治療後に歯磨きを怠るリスクと正しい磨き方!
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
インプラント治療によって手に入れた美しい歯を長く維持するためには、治療後の適切なケアが欠かせません。なかでも、毎日の歯磨きは最も基本でありながら重要な習慣です。
しかし、インプラントは天然歯とは異なる性質を持つため、歯磨きを怠ったり、間違った方法でケアしたりすると、深刻なトラブルにつながるリスクがあります。
今回は、インプラント治療後に歯磨きを怠ることで生じるリスクと、正しい歯磨きの方法についてわかりやすく解説します。
インプラント治療後に歯磨きを怠るリスク
ここでは、インプラント治療後に歯磨きを怠った場合に生じる主なリスクについて詳しく解説します。
インプラント周囲炎の発症リスク
インプラント治療後に最も注意すべきトラブルが、インプラント周囲炎です。天然歯に起こる歯周病に似た症状で、インプラントの周囲に炎症が生じる疾患です。
歯磨きを怠ることでプラークが蓄積し、細菌が繁殖することで歯ぐきに炎症が発生します。放置すると炎症が骨にまで広がり、最悪の場合はインプラントの脱落につながることもあります。
インプラントは天然歯と違って歯根膜がないため、細菌感染に対して脆弱であり、進行も速いため注意が必要です。
骨吸収とインプラントの脱落
インプラント周囲炎が進行すると、インプラントを支えている顎の骨が徐々に溶けていきます。これを骨吸収と呼びますが、骨が失われることでインプラントの安定性が失われ、最終的には脱落するリスクがあります。
せっかく高額な費用と時間をかけて埋入したインプラントでも、セルフケアを怠れば短期間で機能を失うことにもなりかねません。インプラントを長期間使用するためには、毎日の丁寧なブラッシングが不可欠です。
口臭や審美性の低下
歯磨き不足によってプラークや汚れが蓄積すると、口臭の原因にもなります。特に、インプラント周囲に付着したプラークは、通常の歯よりも強い臭いを発生させることがあり、周囲に不快感を与える可能性もあります。
また、炎症が進行すると歯ぐきが腫れたり退縮したりすることがあります。見た目にも不自然さが生じ、せっかくの美しい仕上がりが損なわれます。健康な歯ぐきを維持することは、インプラントの審美性を保つためにも重要です。
インプラント治療後の歯磨きの仕方
以下に、インプラント治療後に行うべき歯磨きの方法について詳しく解説します。
歯ブラシの選び方と使い方
インプラント治療後の歯磨きには、毛先が柔らかく、ヘッドの小さな歯ブラシを選ぶことが推奨されます。硬すぎるブラシは、歯ぐきを傷つけたりインプラント周囲の組織に負担をかけたりする恐れがあるため注意が必要です。
歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、力を入れずにやさしく磨きましょう。インプラントの周囲は特に歯ぐきとの境目に汚れが溜まりやすいため、毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てて小刻みに動かし、丁寧に磨いてください。
歯間ブラシやタフトブラシの併用
インプラントと歯ぐきの隙間や、隣接する歯との間には汚れが溜まりやすいため、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやタフトブラシを使用しましょう。
歯間ブラシは、歯とインプラントの間にやさしく挿入し、前後に軽く動かして清掃します。サイズは隙間に合ったものを選び、無理に押し込まないようにしましょう。
タフトブラシは毛束が小さく、インプラント周囲や細かい部分をピンポイントでブラッシングできるため、プラークコントロールに役立ちます。
デンタルフロスの使用
歯間ブラシが使いにくい場合や、インプラントと天然歯の間が狭い場合には、デンタルフロスを活用するとよいでしょう。デンタルフロスを歯ぐきに沿わせるように通し、インプラントの周囲をやさしく上下に動かしてプラークを除去します。
ただし、無理に力をかけるとインプラント周囲の組織を傷つけることがあるため、慎重な操作が必要です。専用のフロススレッダーなどを使うと、補綴物の下に通しやすくなります。
就寝前の歯磨きは特に丁寧に行う
インプラントを長持ちさせるためには、特に就寝前の歯磨きを丁寧に行うことが重要です。就寝中は唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすい環境になります。そのため、寝る前に徹底的にプラークを除去し、口腔内を清潔な状態に保つことが、インプラント周囲炎の予防につながります。
可能であれば、就寝前にマウスウォッシュを使用して口腔内の除菌を行うのも有効です。
定期的なプロフェッショナルケア
セルフケアだけで完璧に汚れを取り除くのは難しいため、定期的に歯科医院でプロフェッショナルクリーニングを受けることも大切です。インプラント周囲の細かい汚れや、目視ではわかりにくい炎症の兆候を早期に発見できるため、トラブルの予防に直結します。
一般的には3か月から6か月に一度のペースでメンテナンスを受けることが推奨されます。
インプラント治療後に使用する歯磨き粉の選び方
インプラント治療後の歯磨きでは、使用する歯磨き粉選びも非常に重要です。インプラントは天然歯とは異なる構造を持っているため、適切な歯磨き粉を選ばないと、周囲の組織に負担をかけたり、トラブルの原因になったりする可能性があります。
ここでは、インプラント治療後にふさわしい歯磨き粉の選び方について解説します。
低研磨性の歯磨き粉を選ぶ
まず重視したいのが、低研磨性の歯磨き粉を選ぶことです。一般的な歯磨き粉には汚れを落とすために研磨剤が含まれていますが、インプラントの表面や周囲の補綴物は、強い研磨剤によって微細な傷が付く恐れがあります。
傷がつくとプラークが付着しやすくなり、インプラント周囲炎のリスクを高める原因となるため、できるだけ低研磨性のものを選ぶことが推奨されます。
抗菌・殺菌成分が配合された歯磨き粉を選ぶ
抗菌成分や殺菌成分が配合された歯磨き粉も有効です。インプラント周囲炎は、プラーク内の細菌によって引き起こされるため、毎日のブラッシングで細菌の繁殖を抑えることが大切です。
特に、歯周病予防に特化した成分が含まれている歯磨き粉は、インプラントの長期維持にも役立ちます。
フッ素配合の歯磨き粉を選ぶ
フッ素は虫歯予防に有効です。インプラントそのものは虫歯にはなりませんが、周囲の天然歯の健康維持のためにはフッ素の使用が推奨されます。インプラントだけでなく、口腔全体の健康を考えるにはフッ素配合の歯磨き粉を選びましょう。
インプラントを長く使い続けるためのポイント
インプラントの寿命は、治療後のケアに大きく左右されます。適切な管理を続ければ、10〜20年と長期間にわたって快適に使い続けることが可能です。
ここでは、インプラントを長く使用するために大切なポイントについて解説します。
丁寧なセルフケアを毎日行う
インプラントも天然歯と同様に、日々のブラッシングが欠かせません。インプラント周囲には天然歯と異なり歯根膜が存在しないため、感染に対する防御機能が弱く、プラークが付着すると炎症を起こしやすくなります。
歯ブラシでの丁寧なブラッシングはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってインプラント周囲の隙間もしっかり清掃することが大切です。特に、歯ぐきとの境目は汚れが溜まりやすいポイントであり、意識して磨くよう心がけましょう。
定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける
インプラントを長持ちさせるためには、自己管理だけでなくプロフェッショナルケアも重要です。歯科医院での定期的なメンテナンスでは、インプラント周囲の清掃だけでなく、噛み合わせや歯ぐきの状態も細かくチェックされます。
異常を早期に発見できればトラブルを未然に防ぐことができるため、最低でも半年に一度は定期検診を受けましょう。歯石除去や専用機器によるクリーニングを受けることで、インプラント周囲炎のリスクも大きく減少します。
噛み合わせを管理する
インプラントは天然歯に比べて力の逃げ道が少ないため、噛み合わせのバランスが非常に重要です。噛み合わせにズレがあると、インプラントに過剰な力が集中し、インプラント体や周囲の骨にダメージを与える可能性があります。
治療直後だけでなく、長期にわたって噛み合わせの調整が必要となることもあるため、違和感を覚えたらすぐに歯科医師に相談してください。特に、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、夜間用のマウスピースを使用することでインプラントを保護する方法も有効です。
禁煙を心がける
インプラントの長期安定には、生活習慣も大きな影響を与えます。特に喫煙は、血流を悪化させ、インプラント周囲の組織の治癒や免疫機能を低下させるため、インプラント周囲炎の発症リスクを大きく高めます。
治療前後だけでなく、インプラントを維持する期間中も禁煙を続けることが望ましいです。喫煙を控えることで、インプラント周囲の健康状態を良好に保てます。
体全体の健康管理も意識する
インプラントの寿命は、口腔内だけでなく全身の健康状態とも密接に関係しています。糖尿病や骨粗しょう症といった疾患がある場合、インプラント周囲の骨や歯ぐきの健康に悪影響を及ぼすことがあるため、全身管理にも配慮が必要です。
まとめ
インプラント治療後は、歯磨きを怠るとインプラント周囲炎をはじめとする深刻なトラブルを引き起こすリスクがあります。プラークが蓄積すると炎症が進み、最悪の場合は骨吸収によってインプラントが脱落することもあります。
これを防ぐためには、柔らかい歯ブラシを使った丁寧なブラッシングに加え、歯間ブラシやデンタルフロスを併用して細部まで清掃することが重要です。また、低研磨性の歯磨き粉を選び、定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けましょう。
インプラント治療を検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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2025.05.06更新
ホワイトニングの種類別の費用と選び方!施術以外にかかる費用も
こんにちは。東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂です。
歯の黄ばみやくすみが気になる方にとって、ホワイトニングは身近な美容ケアの一つとして注目されています。笑顔に自信を持てるようになるだけではなく、清潔感や第一印象を大きく左右するため、最近では男女問わず多くの人が取り入れるようになっています。
しかし、ホワイトニングを始めようと思っても、費用や種類が分かりづらく、どれを選べば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、種類ごとの料金の違いや、施術以外で発生する費用について詳しく解説します。また、歯科医院でのホワイトニングが高額な理由や、自分に合った方法の見極め方、施術後の白さを長持ちさせるコツについても紹介していきます。
自分にぴったりのホワイトニング方法を見つけたい方や、費用感をしっかり把握して無駄のない選択をしたい方は、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングの種類別の費用
ホワイトニングは、大きくオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3つに分けられます。それぞれ特徴が異なり、費用にも大きな差があります。
ここでは、ホワイトニングの代表的な種類の特徴や費用を詳しく解説します。
オフィスホワイトニングの特徴と費用
オフィスホワイトニングは、歯科医院にて専用の薬剤と機器を用いて行う方法です。即効性が高く、1回の施術でも効果を実感しやすいのが魅力です。
費用の相場は1回あたり1万5,000円〜5万円程度で、使用する薬剤の濃度や医院がある場所、サービス内容などによって差が出ます。効果を持続させるためには複数回の通院が推奨される場合もあるため、トータルでの予算を見積もる必要があります。
ホームホワイトニングの特徴と費用
ホームホワイトニングは、歯科医院で作成したマウスピースに専用の薬剤を注入し、自宅で使用する方法です。時間をかけてゆっくりと白くしていくため、自然な仕上がりが期待できます。
初回の費用は2万円〜4万円程度が一般的で、薬剤の追加購入には別途1本あたり約3,000円〜5,000円が必要です。自分のペースで進められるのがメリットですが、効果が出るまで長い期間が必要な点は理解しておくべきでしょう。
デュアルホワイトニングの特徴と費用
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。それぞれの利点を活かした、高い効果が期待できます。
費用は6万円〜10万円程度と他の方法と比べると高額ですが、即効性と持続性のバランスが良いため、特別なイベントを控えている方などに人気があります。初期費用はかかりますが、結果にこだわりたい方にとってはコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。
ホワイトニングの施術以外でかかる費用
ホワイトニングを受ける際に注目する方が多いのは施術そのものの費用ですが、実際にはそれ以外にもさまざまな費用がかかる場合があります。どのような費用が発生するのか事前に把握しておくことで、予算オーバーを防ぎ計画的にホワイトニングを進められるようになります。
初診料・カウンセリング料
ホワイトニングを受ける場合、最初にかかるのが初診料やカウンセリング料です。3,000円〜5,000円ほどかかることがあります。
ホワイトニングしてもよいかどうかを判断するために、レントゲン撮影や口腔内の精密検査を行う場合もあり、その分の費用も加算されるケースがあります。
歯のクリーニング費用
ホワイトニングの効果を最大限に引き出すためには、事前に歯の表面の汚れや歯石を取り除いておく必要があります。そのため、多くの歯科医院では、ホワイトニング前にクリーニングを行っており、その費用は1回あたり5,000円〜1万円程度です。
特に、汚れや歯石が多い方は、複数回にわたるクリーニングが必要になる場合もあります。
アフターケア用品の購入費
ホワイトニング後の白さを保つために、専用の歯磨き粉やマウスウォッシュなどのアフターケア用品の購入が推奨されることがあります。これらの費用は、製品にもよりますが月に1,000円〜3,000円程度かかるでしょう。
市販品ではなく歯科専売品を使用する場合、効果は高いものの、価格もやや高めになる傾向があります。購入を検討されている方は、どのくらいの費用がかかるのか、事前に確認しておきましょう。
追加のホワイトニング費用
一度の施術で理想の白さに到達できない場合、追加のホワイトニングが必要になることがあります。初回の施術料よりも安く受けられる場合が多いですが、どのくらいかかるかは医院によって異なります。
気になる方は、カウンセリング時に確認しておきましょう。
歯医者で行うホワイトニングはどうして高額?
ホワイトニングを検討する際、多くの方が気になるのが「歯医者で行うホワイトニングはなぜ高額なのか?」という点ではないでしょうか。歯科医院での施術は、市販のホワイトニンググッズに比べて高く感じられますが、それには明確な理由があります。
ここでは、ホワイトニングが高額になりやすい理由をわかりやすく解説します。
保険が適用されないため
歯科医院で行うホワイトニングは医療行為として位置づけられていますが、健康保険の適用対象外となるため、費用は全額自己負担となります。保険が適用されない理由は、ホワイトニングが治療ではなく、美容目的の施術であるためです。
保険が適用される一般的な歯科治療と比べると、高額に感じられるかもしれません。
高濃度の薬剤や専用機器を使用するため
歯科医院でのホワイトニングに使用される薬剤は、歯科医師や歯科衛生士のみが扱える高濃度の薬剤です。高濃度の薬剤は短時間で歯を白くする効果がある一方で、使用には専門的な知識と技術が求められます。
また、施術にはレーザーなどの特殊な機器を使用することもあり、これらの設備投資も費用に反映されます。
安全に施術するため
歯科医院で行うホワイトニングは、ただ歯を白くするだけでなく、歯や歯茎への影響を最小限に抑える工夫がされています。施術前の口腔内検査やカウンセリングを通じて、虫歯や歯周病の有無を確認し、安全にホワイトニングが行えるかを判断します。
トラブルを防ぎつつ、短期間で確かな効果を得ることが可能になりますが、その分、検査費や治療費が加算されます。
ご自身に合ったホワイトニング方法の選び方
ホワイトニングは、効果や費用だけでなく、患者さまのライフスタイルや目的に合わせて選ぶことが大切です。どのような白さを目指すのか、どのくらいの期間で効果を得たいのか、予算はどのくらいなのかなどを総合的に考慮する必要があります。
ここでは、自分に合ったホワイトニング方法を見つけるためのポイントを解説します。
目的に合わせて選ぶ
ホワイトニングを受けようと思ったきっかけや理由を明確にすることが大切です。たとえば、結婚式や面接などの大切な予定までに歯を白くしたいという方には、即効性の高いオフィスホワイトニングが良いかもしれません。
一方で、じっくり自然に白くしたい、予算を抑えたいと考えている方には、ホームホワイトニングがよいでしょう。目的によって選ぶべき方法は異なるため、ゴールを明確にすることが大切です。
予算と効果のバランスを考える
ホワイトニングの種類によって費用は大きく異なりますが、安いからといって効果が薄いとは限らず、逆に高ければ満足できるとも限りません。
オフィスホワイトニングは1回の費用が高いものの、短期間で結果が出やすいです。ホームホワイトニングは1回あたりの費用は抑えられるものの、長期にわたって継続する必要があります。
費用は1回あたりではなくトータルで算出し、予算と照らし合わせることが大切です。
自分のライフスタイルとの相性を考える
忙しくて通院の時間がとれない人には、マウスピースを使って自宅でできるホームホワイトニングが便利です。自分で管理するのが面倒に感じる方や施術に不安がある方は、歯科医師のもとで確実に行えるオフィスホワイトニングがよいでしょう。
自分のライフスタイルや性格なども考慮して、方法を選ぶことが大切です。
ホワイトニング後の白い歯をキープするためには
せっかくホワイトニングで手に入れた白く美しい歯も、何もしなければ徐々に元の色に戻ることがあります。白さを長く保つためには、日常生活での意識やケアがとても重要です。
ここでは、ホワイトニングの効果をできるだけ長く維持するための具体的な方法について、ご紹介します。
着色しやすい飲食物を控える
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど、色の濃い飲食物は歯に着色しやすいため、ホワイトニング後は控えるようにしましょう。完全に避けることは難しいかもしれませんが、飲食後はすぐにうがいや歯磨きをするだけでも着色を防ぎやすくなります。
専用の歯磨き粉を使う
ホワイトニング後のケアには、研磨剤が少なく、歯に優しいホワイトニング用の歯磨き粉が推奨されます。再着色を防ぐ成分が配合されているものも多く、日常的に使うことで白さの持続が期待できます。
市販の製品でも効果的なものがありますが、歯科専売品を選べば、より効果的なケアが可能になります。
定期的に歯のクリーニングを受ける
歯科医院で受けられる歯のクリーニングには、歯石やプラークを除去し、着色の原因となる汚れを防ぐ効果があります。3ヶ月〜半年に一度のペースでクリーニングを受けることで、ホワイトニングの効果をキープでき、口腔内の健康維持にもつながります。
喫煙習慣を見直す
喫煙は歯の着色だけでなく、歯周病のリスクも高めます。ホワイトニング後に喫煙を続けていると、せっかく白くなった歯がすぐに黄ばむ原因になります。
白さを保ちたいのであれば、ホワイトニングを機に禁煙を考えるのも一つの選択肢です。
まとめ
ホワイトニングにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や費用が異なります。そのため、目的や予算、ライフスタイルなどに合わせて選択することが大切です。
歯科医院でのホワイトニングが高額に感じられる理由には、安全性や即効性、専門的な設備や薬剤の使用といった正当な背景があることも理解しておくと良いでしょう。ホワイトニングを検討している方は、ぜひ本記事を参考に後悔のない選択をしてください。
ホワイトニングを検討されている方は、東京都世田谷区経堂にある、きたむら歯科経堂にお気軽にご相談ください。
当院は、予防治療に力を入れています。虫歯の原因を根本から改善し、口内を健康に保ちます。マウスピース矯正や審美歯科も実施しているので、ぜひ一度ホームページをご覧ください。Web予約もお受けしています。
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