よくある質問
親知らず治療
親知らずとは何ですか?
一番奥に生えてくる第三大臼歯のことです。
通常17~25歳ごろに生え始め、まっすぐ生えないこともあり、トラブルの原因になりやすい歯です。
親知らずは必ず抜く必要がありますか?
症状や生え方によっては抜かなくても大丈夫です。
正常に生えていて噛み合わせに問題がなければ経過観察となりますが、痛みや炎症がある場合は抜歯が必要です。
抜歯は痛いですか?
麻酔を使うため、処置中の痛みはほとんどありません。
術後に腫れや痛みが出ることもありますが、鎮痛剤でコントロールできます。
親知らずの抜歯にかかる時間は?
通常15~30分程度で終了します。
埋まっていたり、骨に近い場合は1時間以上かかることもありますが、個人差があります。
腫れはどれくらい続きますか?
2~3日がピークで1週間ほどで治まります。
術後は常温の水で濡らしたタオルで冷やしたり、安静にすることで腫れを軽減することができます。
抜歯後に食事はいつから可能ですか?
麻酔が切れた後、柔らかいものから食べ始めましょう。
刺激物や硬いものは避け、反対側の歯で噛むようにすると安心です。
親知らずが虫歯になりやすいのはなぜ?
奥にあるため磨きにくく、汚れがたまりやすいからです。
歯ブラシが届きにくく、細菌が繁殖しやすいため注意が必要です。
抜かないとどうなりますか?
隣の歯の虫歯や、炎症、腫れの原因になることがあります。
定期的な検査を受け、必要に応じて抜歯を検討しましょう。
下の親知らずは抜くのが大変って本当?
はい、神経に近いため慎重な処置が必要です。
CTで神経との距離を確認し、安全に抜歯できるか判断します。
抜歯の費用はどれくらいかかりますか?
保険適用で3,000~5,000円程度が目安です。
症例や医院によって異なる場合があるため、事前の確認が安心です。
上下同時に抜歯することは可能ですか?
症状に応じて可能ですが、基本は片側ずつ行います。
食事や日常生活への影響を考え、段階的に抜くのが一般的です。
親知らずが横向きに生えています。抜くべきですか?
多くの場合、抜歯が推奨されます。
隣の歯を圧迫したり、炎症を引き起こすリスクが高いためです。
親知らずが腫れて痛い時はどうすれば?
早めに歯科を受診してください。
抗生物質や消炎処置が必要になることがあるため、自己判断せず相談を。
どんな場合に親知らずを残しても良いですか?
正常に生えていて、咀嚼や歯列に問題がない場合です。
また歯磨きをするのに支障がなく良く磨けていることが大切です。
抜歯後にお風呂に入ってもいいですか?
当日は控えめにし、長時間の入浴は避けてください。
血流が良くなることで出血が長引く可能性があります。
親知らずを抜いた後に運動してもいいですか?
抜歯当日の激しい運動は避けましょう。
安静を心がけ、出血や腫れのリスクを減らすことが大切です。
出血が止まらない時はどうすれば?
清潔なガーゼでしっかり30分ほど圧迫してください。
止まらない場合は歯科医院へ早急に連絡しましょう。
妊娠中でも親知らずは抜けますか?
妊娠中は基本的に応急処置にとどめます。
安定期であれば抜歯可能な場合もありますが、医師との相談が必要です。
抜歯後に口が開きにくくなることはありますか?
一時的に開きづらくなることがあります。
筋肉の緊張や腫れが原因で、通常は数日~1週間で改善します。
抜いた穴はどのくらいでふさがりますか?
1~2週間でふさがり始め、1ヶ月ほどで回復します。
完全に骨が再生するまでには数ヶ月かかる場合もあります。